[8月26日(土)10:00 高円宮杯 JFA U-18 サッカー プリンスリーグ1部 第10節 @長崎県立総合運動公園補助競技場]
長崎総合科学大学附属 2(1-0/1-0)0 九州国際大学付属
得点者(アシスト)
42分 新垣 太一(甲斐 智也)
81分(後36分)宇土 尊琉(甲斐 智也)
長崎総大附がプリンスリーグ九州1部3連勝で、5勝5敗で暫定5位、九国大付は2勝8敗で9位となりました。
スタメンとフォーメーション。
総大附は前節から2人変更。ベンチには得点源の18尾島栞蓮が戻ってきました。
九国大付は3人変更。
前半は総大附ペースに見えました。九国大付は後ろから繋いで前進しようとしますが、それが上手くいかず、総大附が守備で引っ掛けてショートカウンターという流れで総大附がエリア内にボールを運べており、20分までにコーナーキックも3回。
8分には右サイドの崩しから決定機も九国大付GK12清本琉高が防いで決まらず。
総大附がチャンスを生かせないでいると、40分頃に九国大付がロングスローからエリア内へ。直後のコーナーキックから14藤井滉稀がヘディングシュートを放ちますが、総大附GK12山口海翔の正面。九国はそれが前半唯一のシュート。
そして、42分総大附先制。
22平山零音のコーナーキックを11甲斐智也がニアで頭ですらし、19新垣太一が頭で押し込みました。
動画でどうぞ。
後半、九国大付はチャンス自体は増え、ロングスローやセットプレーの機会が訪れます。
6分、九国大付がコーナーキックから決定的なチャンスも押し込めず、そのままカウンターで総大附のチャンスもラストパスが合わずシュート打てず。
7分、九国大付のビルドアップを総大附引っ掛けて19新垣のシュートはGK12清本セーブ。
9分、九国大付ロングスローから11和賀井翔琉がフリーでシュートもバーの上。
九国大付は後ろは繋ごうとしますが、ファイナルサード付近からロングスロー→コーナーキックという流れが多く、それ以外のチャンスはほとんどなく、総大付は奪ってからの繋ぎであまり前線に収まらず、後半の中盤はどちらとも言えない展開。
クーリングブレイク明けくらいから総大附が攻め込む時間帯。
31分、総大附は右からの崩しからエリア内でボールを収めた19新垣がシュートはDFがブロック。
そして、36分総大附追加点。右サイド粘って縦に仕掛けた11甲斐の折り返しを入ってきた10宇土尊琉が滑り込んで押し込みました。
その後の九国大付のロングボール攻勢を凌ぎ切り、総大附が勝利しました。
総大附の試合をいくつか観戦して、小嶺忠敏監督時代と違う点はというと、非保持でマンマークをやらなくなりました。前からハメに行くときにマンマークみたいになることはあっても、相手エースに1枚ぴったり付けたり、3バックで1枚余らせたりはもうしないかもしれませんね。
逆に保持時はロングボールで前進、特に相手SB裏を起点にサイドアタック。ロングスローとセットプレーを生かすという点が踏襲されていると感じます。
選手権までにはまだ2ヶ月ほどありますが、いい状態ではないかと思います。