長崎ぺんぎん日和

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修正された課題。模範にするべき今季ベストゲーム▪明治安田生命J2 第9節 V·ファーレン長崎-モンテディオ山形

2021-04-23 21:00:00 | V・ファーレン/ヴィヴィくん

V·ファーレン長崎 3(1-1/2-0)1 モンテディオ山形


正直、驚きました。
町田戦での0-3での敗戦からわずか3日。ここまで変わる?と言いたくなるほど課題が修正されていたからです。





⬛整備されたゾーンディフェンス

特に守備面。先に10ルアンの不用意なパスミスで失点しましたが、選手たちは慌てずにやるべきことをしていたと思います。

町田戦の課題。ファーストディフェンスが決まらないためにプレッシャーをかけられず、間を通されて失点。まずこれの修正のために4-4-2(ボールを持つときは4-2-3-1)に戻し、2トップで前からプレッシャーをかけやすくしたのはすぐわかりました。
しかし、ただ4-4-2にして大宮戦以前に戻るなら同じです。でも、それも修正されていました。



山形のボール保持は、2センターバックと2ボランチでビルドアップ。長崎の9富樫と10ルアンは間に立ち、カバーシャドウ。ボランチへのパスコースを背中で消しながらサイドに追い込むファーストディフェンス。
以前の悪いときならば、マンツーマン気味にどんどん突っ込んだりしていました。それをすると、相手にドリブルでかわされるだけで一発でマークがずれ、後ろにスペースを空けてそこを使われるという大きなリスクがあったのです。
しかし、それはせず相手のボール回しと後ろの味方の距離を見ながらコンパクトさを崩さぬようにじわじわとサイドに追い込めていました。山形の左サイドバック6山田が組み立てに参加するようなら長崎は14名倉が前に出ます。山形のボランチが落ちる場合はマークがずれるがブロックは崩さない。闇雲にプレッシャーはかけない。そんな様子が見て取れました。
これによるメリットは高い位置でボールを奪えるようになったこと。ファーストディフェンスで追い込むことが出来たので中盤で奪うことが出来ていました。ただ前に突っ込めばいいわけではないんですよね。


次は、それでもファーストディフェンスを突破されて前進を許した場合。
そのときは両サイドハーフの14名倉、19澤田がプレスバックして4-4ブロックを崩さぬようにしていました。切り替えも速かったです。
4節の琉球戦、サイドハーフがプレスバックをしなかったことに起因する失点がありました。この部分も修正されています。試合を通して4-4ブロックを崩さずにいたことが、それ以上失点をせずに攻撃に繋げられていた理由だと思います。10ルアンも加わってプレスバックしていたことで厚みもありました。


⬛基本に立ち返った攻撃

ボール保持も良くなりました。いい守備が出来ればいい攻撃に繋がりますし、いい攻撃が出来れば守備もしやすくなります。

長崎のボール保持は2センターバック+17秋野+6カイオでビルドアップ。前節まではなかなか縦パスを入れられずにバックパスや横パスが多くなっていましたが、まず17秋野が落ちて縦パスを入れてから自身も前に上がる形にしたことで、人数を押し出すことが出来ます。それが最初3バックで入ることとの違い。
次に、真ん中に寄りすぎずにサイドから前進していたことも大きいと思います。大宮戦ではサイドバックがサイドで孤立し、奪われてからカウンターを食らい失点しました。サイドバックにボールが入ったらサポートがしっかりあり、相手のサイドバック裏に走る選手がいることが崩しを円滑にしました。
10ルアンの同点ゴールをアシストした16毎熊の動きもそうですし、

この6カイオの動きもそうです。

基本に立ち返ったことで、縦パスも入れやすくなってボールが良く回っていたと思います。

また、選手が孤立することなく、いい距離感でボールを回せているため、失ったときも奪い返し易くなっていたこともプラスでした。


⬛まとめ

この試合ではピッチコンディションが良くないとの判断からロングボールも多用されていましたが、その戦い方を可能にしていたのは前述の戦術面の整備に加え、9富樫の存在が大きかったと思います。相手を背負って受けられもすれば裏にも走れるし、コンビネーションにも加われ、守備面の貢献も大きい彼の存在は点が取れなくても大きいのでは。
14名倉、16毎熊の復帰もプラスですね。


ただ、課題もまだあります。サイドを崩せてもゴール前に人数が少ないことや得点がブラジル人選手の個に依存している部分など。

とはいえ、前節までからすると、大きく改善されたことは間違いないと思います。基本に立ち返っただけとも言えますが、大きな進歩です。

(正直、これもっと早く出来なかった?と思わなくもないですが、まあそれは置いておきまして)

問題はこれを続けた上でさらに進化させられるか。この試合をベースに戦ってほしいと強く思います。

次の東京ヴェルディ戦は心配ではなく期待をして観戦します。


最後に、センターバックとして初先発し勝利に貢献した江川湧清くん、おめでとう!!

浜口商店街「 鉄ばる あうん 」▪花陽浴から花陽浴へのはしごをしてしまいました

2021-04-23 20:55:00 | グルメ(長崎市内)

試合の後は“鉄ばる あうん”に癒されに。幟のヴィヴィくんとポスターの矢沢永吉さんがシンクロしているような…(笑)。



今回は花陽浴があります!良かったー!(行くまで何があるかわからない)



「花陽浴 備前雄町 純米吟醸無濾過生原酒」。華やかでフルーティーで、甘さが優しい



お通しはお刺身。



炎のじゃがバター。

食べたのはこれだけだった



先ほどの花陽浴がなくなったので、なんと次の花陽浴が!!こんなことなかなかありません(次は而今とかのが多い)。

「花陽浴 越後五百万石 純米大吟醸 無濾過生原酒」。これはまた違う味わい。まずパンチ力があるし。華やかと品がありつつも力強さがあります。



次は「東洋美人 酒未来 純米吟醸 槽垂れ」。透明感と強い香り。これも力がありますね。

この日は1人で行ったのですが、偶然Twitterのフォロワーさんや友人と会ったりして楽しかったです。

またコロナ感染者も増加傾向で、もしかしたら束の間の時間になるのかな。


ご馳走さまでした。



鉄ばる あうん【公式】
長崎市浜口町7-9(浜口商店街ど真ん中)
095-847-0630
17:00~24:00
日曜定休
Twitter

重工が激闘を制す▪天皇杯予選 三菱重工長崎 - 長崎総合科学大学

2021-04-22 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

4/18。長崎県サッカー選手権(天皇杯予選)の1回戦が松山町の長崎市営ラグビー場で開催されました。



社会人代表の三菱重工長崎SC。



大学代表の長崎総合科学大学サッカー部。

この両チームの対戦。この勝者が昨年の優勝チーム·MD長崎と対戦し、今年の王者(天皇杯長崎県代表)が決まります。



スタメンとフォーメーション。重工の武富選手と成瀬選手は総科大出身ですね。総科大には総附出身選手が多く並びます。



前半からボールを握る重工ですが、カウンターから裏に抜けた10柏木選手が決めて総科大が先制。




以降も同じようにカウンターを繰り出す総科大。8下地選手が2得点。このブログにも書いたことがありますが総附時代から好きな選手。


前半はなんと3-0で総科大がリードして折り返し。



重工は後半から7平野皓巴選手を投入し、巻き返しにかかります。



その7平野選手が度々左サイドに抜け出しチャンスメイクし、折り返しを9城臺選手が決めて1-3。



しかし、総科大も突き放す。8下地選手が決めハットトリックで4-1。



すぐ22藤川丈選手が決めて2点差とするも、その後はそのまま追加タイムまで動かず、勝負あったかと思われました。




しかし、なんとATに13栗原選手、8成瀬選手が立て続けに決めて4-4同点!まさかまさかの。


延長戦に入りますがそこからはもう消耗戦。



延長後半、やはり7平野選手が奪ったコーナーキックを2武富選手が頭で決めて5-4!



決まると同時に足がつるほどキテましたね。



そして、試合終了。激闘を制し、重工が決勝進出です。


後半重工が7平野選手からチャンスを作りペースを上げる中で、反比例するように総科大が少しずつ勢いを落としていくような、そんな展開に見えました。

なぜ平野選手はスタメンじゃないんだろう?


120分お疲れ様でした。



決勝
MD長崎 - 三菱重工長崎
5/9(日)13:00 @トランスコスモススタジアム長崎
※無観客試合だそうです

久しぶりの対バン!▪ミルクセーキLIVE「ミル食べ vol.80~飯塚大分長崎(五十音順)/令和三国同盟 」

2021-04-21 21:30:00 | 音楽LIVE・コンサート·アイドル

4/18は浜口町のホンダ楽器アストロスペースにて、MilkShake(ミルクセーキ)のLIVE。福岡の筑豊からSmile、大分からNiimo(ニーモ)を招いての対バンとなりました。


※50名限定、検温あり、マスク着用、声だしなし
※バンドではないけれど、アイドルも“対バン”と言うらしい

私は対バンは1年以上来ていなかったので嬉しい!長崎では11月にはやっていましたが行けなかったので(福岡では最近ありました)。



まずは筑豊アイドルのSmile登場。



佐々木 思歩ちゃん。



佐々木 瑳陽ちゃん。

双子で、思歩ちゃんお姉さんで瑳陽ちゃんが妹さん。と記憶していますが、違ったらすみません!



三井 由依奈ちゃん。


3人共JKさん。
私はLIVE自体は3回目です。今回はCDアルバムを購入しました。今までなんとなくで楽しんでいた楽曲も次の機会では覚えていられたらと思います。
終了後の物販は2回目ですが、現メンバーでは由依奈ちゃんとしかお話したことがなく、しほさやちゃんとは初めましてでした。ずっと挨拶したくて、ようやく🤗

しほさやちゃんはステージを見たり、お話したりすると、やはりそれぞれ個性があるなと感じましたし、前回緊張であまり話せなかった由依奈ちゃんにはオススメの曲などを聞いたりして楽しみました。

しかし、まだミルクセーキ以外の物販は緊張します



続いては大分のNiimo。私は初めてでした。
こちらはLIVE中の撮影はNGということで写真はありません。でもその分ステージを楽しみましたが、楽しい曲ばかりでしたね。



企画タイムは撮影可に。今回は三国同盟を結ぶということで調印式タイムらしい。でもそれっぽいことはなくて、フリートーク的なノリ(笑)。各グループの暴露が始まっていました。



こちらがNiimoの皆さん。左からまいかちゃん、りむちゃん、あきらちゃん、みうちゃん(いーちゃん)、こみうちゃん。もう1人りんちゃんが来ていなかったそうです。予備知識なしで見たので、後からTwitterで情報集めました。



調印式も終わり、ミルクセーキタイム。

後光が差しているきらちゃん。



3グループの中では最年長のさっちぃ。



大勢の中でまだ人見知り感を出していたみくちゃん。頑張れー(笑)。



衣装がNiimoの皆さんに同化していたななみちゃん。この表情可愛いですよね。




くるくる~。



重厚な雰囲気の対バンも終了。お疲れ様でした。



みくちゃん、とてもブログを褒めてくれました。ありがとうね✨ブロマイド渡してくれる所作が丁寧でとても気持ち良かったよ



最近、大切さがどんどん増しているさっちぃ。いつもありがとう。


両方のグループの皆さんもオタクの皆さんも来てくれてありがとうございました
これからも一緒に楽しめるといいなぁ。


いい動画!

地に足がついたチーム作りを願う▪明治安田生命J2リーグ第8節 V·ファーレン長崎-FC町田ゼルビア

2021-04-20 21:00:00 | V・ファーレン/ヴィヴィくん

4/17。ツツジが綺麗なトラスタです。V·ファーレン長崎はFC町田ゼルビアとの対戦です。

ここ2試合は連勝している長崎ですが、とても安定した戦いとは言い難く、正直期待より心配のほうが強め…。杞憂に終われば良いのですが。

それでも今年は何年ぶりかにSEASON SEATを購入したので足を運びます。




まずはスタグルを。登利亭のトルコライス。ピラフとナポリタン、上にボール状のメンチカツがのっています。




諫美豚(諫早産の豚)のメンチカツ。気分だったのでメンチカツ多めにしました。



そして今回はビールではなく日本酒。バックスタンド側にありました。東京の日本酒“澤乃井”。すっきりしていて美味しかったです。



お腹も満たされたところでヴィヴィくん登場。

ん?なんだあれは?



ヴィヴィくんの台車が可愛くなっています。



今回はイースター(復活祭)にちなんだイベントの日ということで、イースターエッグで台車(いや、おくるまか💦)を飾ったようです。こういう演出があるだけでも楽しめますね。




さて、今回のボールパーソン担架要員はV·ファーレン長崎U-15の選手たち。この日は朝から県リーグでドリームとの首位攻防戦を制しての仕事です。お疲れ様。




そして、アカデミー関係では江川湧清選手がベンチ入り。今年ホームでは初でした。昨年は私があまり足を運んでいなかったこともありますが、メンバー入りしているところを生で見ていなくて💦 ようやくでした。




さて、試合は0-3の敗戦。心配が現実になりました。


試合については参考になるこちらの記事をご参照ください。私は書く時間がなくて

すごーくふわっとした話をしますと、攻守において選手から迷いが感じられて仕方ありません。吉田孝行監督は「いい準備が出来たが試合でそれを出せなかった」と語っていますが、果たして本当に練習から出来ているのか疑問です。勿論、試合は相手があることなので、思ったのと違うとなることはあると思います。それでも選手たちが自信を持ってプレー出来る「型」があるように見えないのです。

守備で前から行くにしてもリトリートするにしても間が空いてしまうのは結局相手以前に自分たちの構造的な問題なのでは。

村上佑介アシスタントコーチは松田浩アカデミーダイレクターのゾーンディフェンスのノウハウを受け継がれているはずと私は思っているのですが、そこから何とか出来ないものでしょうか。

現状、守備の骨格から変えずに、3バックつまり相手ボール時は5バックにして、人数を増やして対応しているだけなので、付け焼き刃です。

その影響で攻撃でも後ろが重く、前に人数をかけられない問題は継続され、悪循環。甲府戦と群馬戦は何とかなりましたが、このままの状態で戦い続けると、昇格どころではなく、残留争いも見えてしまう怖さがあります。

選手たちは本当によく戦っていると思いますが、フロント、スタッフの体制がこのままで良いのかという疑問が拭えないままです。

私は昇格以前に地に足がついたチーム作りが見たいです。


それでも、これからも試合は見ますし、スタジアムに通います。