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ペリゴール地方 (サルラの街~ラスコーの壁画)

2006-01-09 | 旅行記
パリからボルドー駅までは、新幹線で長閑な田園風景を
観ながら約3時間ほどで到着。駅舎は蒲鉾型で屋根の高い
豪華な建造。映画「禁じられた遊び」のラストシーンに出
てきた駅とか。

そこから、レンタカーに乗り換えて、快適なドライブ。
葡萄畑を通り抜け、川を渡り長閑な田園風景を走り抜けると
そこはもう、中世の街。
柔らかいオレンジ色の建物が、入り組んだ路地の彼方此方に広がる。
この建物の間を歩き、中世の人々が踏みしめたであろう階段を、
一歩一歩踏みしめながら、静かな時の流れを楽しんだ。


サルラの街


ドルドーニュ川の上の断崖絶壁の岩に、しがみ付くように
建てられている家々。敵が攻め込んでくると、岩穴に逃げ込みそこから
石を投げて応戦したと言われている。その形跡が今でも見られる。

ドルドーニュ川からロックガジャックを観る


本当に1万7千年も前のものかどうかで、発見された当時、大論争が
繰り広げられたとか。
詳細に研究を重ねて、事実であると認められたそうだ。
私自身目を疑った。旧石器時代の人がこんな精巧な絵を描けたのだろうかと。

1万7千年も前に描かれたラスコーの壁画
レプリカです。本物は傷みが酷くなったので
現在は公開中止。残念!