こんにちは、松山支部のほりかわです
年明けからぐぐ~んと寒くなり、わがやでは、子どもが保育園からもらってきた風邪が家族4人を一巡、二巡目に入ろうとしています
下の子が中耳炎を併発してお休みしたのを機に、「医療生協の歴史」の通信講座に手をつけはじめました風邪に罹って「健康ってホントありがたい」と思っているときに、こういう勉強をすると余計にからだに染みわたるような気がしますね
昔は、家の設備や労働環境など本当に過酷な状況のなかで、自分のからだ健康を守る知識もなく、医者にかかるお金もないまま、死んでいくしかなかった人が大多数だったということが胸に刺さりました。
l今の日本でも、保険料が高すぎて払えず健康を望みつつ医療から除外されている人、保険はあるけれど負担が重くてかかることを躊躇している人がいったいどのくらいいるでしょう?
わがやでも、愛媛県では通院入院就学前(6歳)まで本人負担無料なので、子どもの中耳炎もすぐ診てもらいにいけましたが、負担が大人並になった場合すぐに対処できるか不安があります。今でも任意の予防接種は経済的負担が大きくて受けさせられていません。
テキストには、日本の医療の民主化運動(「自分たちのいのち健康は自分たちの手で守る」)は医療生協というかたちで今日に残っているが、欧米にはなく、欧米では、労働者の運動で国に保障させるかたちで運動が実を結んでいるとありました。
たとえばイギリスでは、妊婦検診も分娩費用も本人負担はなく、病院の会計窓口はかかった交通費を受けとるためにあるそうです
「健康が一番」とは思いますが、何かあったときに頼りになる保険、医療であるために私たちができることはまだまだあるんじゃないかと思いました