約40名の参加者で、講師に愛媛大学法文学部准教授の丹下晴喜さんを迎え、
『子どもの貧困について考える』という演題で話して頂きました。
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日本の政治では、所得の再分配をした後の方が子どもの貧困率が上がるというデータを見せられて唖然としました
消費税が上がるとその子どもたちにしわ寄せがくるとも。
その貧困は負の連鎖で大人になっても続いていくのです。
大事にされたことがない子どもが自分や社会を大事にできるわけがありません。
「自立とは人に依存する形を自ら選ぶことができること」という言葉にも深く頷きました。
丹下先生はご自分の家を『子ども自立援助ホーム』として立ち上げられ、6人までの子どもたちと共同生活を送られています。
私たちも真実を知ってしまった以上、静かに粘り強く周囲に訴え、政治を変えていく力をつけていかねばなりません。
後半は各主催者団体(今治市職員組合女性部、今治民主商工会婦人部、新日本婦人の会今治支部)が活動報告をし、原爆パネル展も同時開催しました。