10月2日に、東京・日比谷野外音楽堂で集会があったそうです。
全国農業協同組合(JA全中)や生協など消費者団体が実行委員会をつくり開催した
「TPPから『食と暮らし・いのち』を守り『国会決議の実現』を求める全国代表者集会」には、風雨のなか3000人以上が参加。
国民に秘密で交渉が進み、農林水産業、食の安全・安心、医療制度を壊し、主権を侵害するTPPは認めないとの決議を採択したそうです。
大きな集会でしたが、テレビなどの大手メディアでは報道されたのかしら???
新婦人でも、中身を知れば知るほど反対なTPP―署名をあつめています。
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<TPP(環太平洋経済連携協定)交渉からの即時撤退と批准しないことを求める請願>
(請願趣旨)
安倍政権は7月、TPP交渉に参加しました。政府の試算でもTPP参加によって、日本の農業は壊滅的な打撃を受け、食料自給率が27%に下落、関連産業をふくめ350万人が失業するとされ、地域経済・社会がいっそう衰退することは避けられません。また食の安全基準の低下や、誰もが、いつでも、どこでも安心して医療を受けることができる「国民皆保険制度」の形骸化が迫られ、ISD(投資家対国家の紛争解決)事項により国の主権さえ侵害されます。
そのため、これまでに44の道府県議会、8割を超える市町村議会が参加に「反対」や「慎重な対応を求める」決議を上げ、広範な分野の団体が反対してきました。政府がこのような国民の声を無視し、TPP交渉に参加したことは認められません。
さらに政府は交渉のなかみについて、参加前は「参加していないため情報がない」と明らかにせず、参加後も「秘密保持契約により公表できない」と、日本が何を主張したかを含め、国民にも国会にも一切明らかにしていません。これでは交渉の内容や経過を知ることなく、結果だけが国民に押し付けられることになります。情報すら公表できず、国民的議論もないままTPP交渉をすすめ、国会で批准することなど到底許されません。国民のくらしといのち、日本農業と地域社会を守るために以下の項目をつよく要請します。
(請願項目)
1.TPP交渉から即時撤退すること
1.TPP協定を批准しないこと