新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

2015愛媛県議選挙の結果について

2015-04-14 12:49:41 | ブログ


4月12日投開票を終えた愛媛県議会議員選挙(総定数47)、投票率が45.35%と過去最低を記録しました。

<合区選挙区>
〇松山市・上浮穴郡(松山市と久万高原町)40.37% (定数16・立候補18)
〇伊予郡     (松前町と砥部町)  51.30% (定数2・立候補3)
〇今治市・越智郡 (今治市と上島町)  44.57% (定数6・立候補8)
〇宇和島市・北宇和郡(宇和島市と松野町と鬼北町)57.88% (定数4・立候補5)
〇八幡浜市・西宇和郡(八幡浜市と伊方町)    53.79% (定数2・立候補3)
〇南宇和郡区(定数1・立候補3)

<単独市長選挙区>
●四国中央市 37.62% (定数3・立候補4)
●新居浜市  44.89% (定数4・立候補5)
●西条市   50.00% (定数4・立候補6)
●伊予市   54.00% (定数1・立候補2)
●愛南町   72.65%

<無投票>
大洲市・喜多郡(定数2)
東温市(定数1)
西予市(定数1)


県政の重大問題である「伊方原発の再稼働問題」について、あるいは安倍政権がすすめている政策・国政について
論戦がはずまなかったことが低投票率につながったのでは…と愛媛新聞に書いてありました。



うーん、たしかに。


愛媛新聞上での事前アンケート。
「伊方原発の再稼働」についても、「エネルギ―政策」に関しても、「現愛媛県知事の県政」についても、
はっきりした態度を取らない候補が多く、盛り上がらなかった。
(「知事提案に全部賛成してるのに△評価って、この人たちどういうつもりよ?!」と新聞読んで怒っていた知人がいました)


そして、私が松山市内で見かけた選挙カーの数も6台ほどでしたが、ほとんどの候補が名前の連呼。
そして、たまに「やる気」「情熱」といった類のことばが出てきたのみ。
具体的な政策を、候補者が本人が言ってるのを聞いたのは、共産党候補だけでした。(タイミングが悪かったのもあるのでしょうが…)


低投票率なのも、有権者の無関心だけの問題じゃないのでは…?と思えてきます。

あとは、女性議員が一人になってしまったというのが残念でなりません
女性の視点からの問題指摘ができないってことですから。



2015年4月14日付の愛媛新聞社説が、とても的確に、今回の県議選挙について分析・指摘していると思います。