こんにちはー😀ほりかわです。
今日、6月3日に愛媛1区選出の塩崎恭久厚生労働大臣のえひめ事務所を訪問し、
新婦人愛媛県本部から要望書を提出・懇談しました。
国会中ということで、塩崎大臣ご本人にはお会いできませんでしたが、
秘書の方に、“私は言いたいカード”に寄せられた、医療・介護・年金・働き方・保育園への「言いたい!!」の思いを届けてきました。
県内の会員さん77人からの、手書きの思いの詰まったカードは、「大臣ご本人に是非とも目を通していただいて、県内の女性の思いを知ってほしい!」とお渡ししてきました。
要望書は以下の通りです。
2015年6月3日
厚生労働大臣 塩崎恭久 様
新日本婦人の会愛媛県本部 会長 来島頼子
住所 松山市北持田町131-1
要望書
安倍政権は今国会に、派遣労働者の受け入れ可能期間を事実上撤廃することを柱にする労働者派遣法改悪法案や、労働法制の根幹を崩す残業代ゼロ制度の新設を含む労働基準法等の改悪を提出しました。私たちは、男女がともに人間らしく働ける労働時間の短縮と雇用のあんていを求めて運動してきました。実質賃金は下がり続け、年金も削減され続けています。非正規労働者の多くは女性であり、年収200万以下の生活を強いられています。仕事をかけもちしなければならない、病気や雇い止めなどの不安を抱えながら働いている若者、女性たちもたくさんいます。家族の働かされ方を心配する声がたくさん寄せられています。人間らしく働き続けられる仕組みこそが重要ではないでしょうか。
社会保障充実のためにという口実で、1989年に消費税が導入されましたが、社会保障制度は改悪され続け、4月からは「マクロ経済スライド」が実施され、年金はさらに目減りし、介護保険料引き上げとサービスの見直しで、高齢者からは「これ以上削るところがない」「これまで受けられていたサービスが受けられない」など悲鳴が上がっています。商店街が「シャッター通り」になっている地域もふえ、地域経済も疲弊しています。
医療保健制度改悪が可決されましたが、これまで培ってきた国民皆保険が土台から掘り崩され、「いのちの沙汰も金次第」になりかねないものであり、怒りを禁じえません。私たちは撤回を求めます。
国民生活にかかわる社会保障制度の改悪、年金の削減、労働法制の改悪等で、国民の多くは不安を抱えて暮らしています。私たちは“私は言いたい!”と一言カードにじぶんのおもいを書き、塩崎大臣に直接届けようと持参しました。私たちの生活に直結するさまざまな政策を実行する厚生労働大臣として、女性・国民の切実な声を、ぜひ受け止めていただき、安心してくらせる施策の実行を要望致します。