こんにちはー、ほりかわです。
9・12集会に参加してきました。
前回を上回る1200人(もっといるように思いましたが)の参加
(前回8・21の参加者数は主催者発表800人)でした。
主催者は、愛媛弁護士会、安保法制法案に反対する愛媛学者・文化人の会、憲法9条をまもる愛媛県民の会の3団体。
集会決議案は、戦争法案knockoutデモ実行委員会の皆さんが考えてくれました。
読みづらいので書き出しますねσ(^_^;)
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第2回 安保法制法案反対緊急集会決議
私たちは、現在、国会で審議されている安保法制法案に反対し、廃案にすることを強く求めます。
15歳のある中学生は、日本国憲法を学び、「日本は戦争しないと決めていることを知り、なんてすばらしいんだ」と感動したそうです。
そう感じている人は、この愛媛にも、そして日本中にたくさんいるのではないでしょうか。
私たちも、そんな社会に生まれてよかったと心の底から思っていました。このまま平和な日々が続くものだと思っていました。
安保法制法案は、多くの憲法学者や元最高裁長官が日本国憲法に違反していると指摘し、法案への態度を留保する国民も審議に違和感を感じています。
一時の政権が解釈を変えて憲法違反の法案を通す、こんな暴挙を許すことはできません、
安倍政権は、歴代政権の憲法解釈を勝手に変えて、「集団的自衛権」を認め、海外で戦争できる国に作り変えようとしています。
再び、日本が戦争する国となる道を開くものです。そして、国民への十分な説明もなく、理解が進まない中、与党が多数を占める衆議院で強引に採決が行われました。
立憲主義も民主主義も破壊する政府・与党のやり方を許すことはできません。
この安保法制法案は、自衛隊の「後方支援」や「武力行使」を可能にし、隊員が死傷し、日本人が海外で人の命を奪うかもしれません。
そのために日本人が報復を受けるかもしれません。
戦後70年、日本人は対話と外交、国際貢献で世界の人々から評価あれ、信頼を築き、平和を愛する人々とつながってきました。
戦争は人の心も身体も環境も破壊します。
武力で平和はつくれません。
「武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」という憲法9条こそが、国際平和を築くための重要な理念です。
武力がなければ国際社会に貢献できないなんて、そんなことはありません。
8月30日、安保法制法案に反対する12万人が国会前街頭に集まり、全国1000カ所以上で行動が行われるなど、
日本の世論と行動はかつてなく盛り上がり、内外のメディアが報道しました。
今こそ、日本国憲法前文にある平和に生きる権利を行使するときです。
安保法制法案に反対するこの盛り上がりをさらに大きなものにしましょう。一人ひとりが考える必要があります。この法案のもつ意味を、何をもたらすのかを。
黙っているのは賛成しているのと同じです。
どうか、無関心にならずに考えてください。
そして、共に行動しましょう。
私たちは安保法制法案に反対し、廃案をもとめ、行動を続けます。
以上、決議します。
2015年9月12日
安保法制法案の廃案を求める第2回愛媛緊急集会参加者一同
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若者の感性が光る、ステキな文章だと思います(o^^o)
今回の集会は「聴かせる集会」を目指したそうで、
前新居浜市長の佐々木龍さん、愛媛大学法文学部教授の井口秀作さんが発言。
どちらもいいお話だったんですが、子連れ参加で途中何度か迷子捜ししていたので集中できず…orz
愛媛民報さんがまとめてくださってるので引用させていただきますm(._.)m
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学者・文化人の会の小松正幸愛媛大学元学長は「安倍内閣は、国民から大きな反対の声が上がっているにもかかわらず、
安保法案を強行採決しようとしている。なぜ急ぐのか。一つは、アメリカ議会への約束を実行するためだ。
二つ目は、日米防衛協力のための新指針(新ガイドライン)にもとづいて、自衛隊と米軍との共同作戦が着々と進んでいる。
それを裏付ける法案が必要だからだ。この集会で闘うエネルギーを高め、次のステップに進もう」と開会あいさつしました。
佐々木前新居浜市長は、安保法案の一連の流れの中で、一番怒りを覚えたのは、民主主義、立憲主義の危機だと強調。
「進め方が、国民をないがしろにし、ずるがしこい。いま起こっていることを忘れない、諦めないようにしよう。
国会で歯止めが効かないのなら、その歯止めになるのは、私たちの国民的運動だ。みんなの力で廃案にし、
立憲主義、民主主義を守ろう」と呼びかけました。
井口教授は、安保法案の核心は、集団的自衛権の行使容認にあると指摘。
「集団的自衛権を、日本がよその国に攻められたときに、日本と米国が一緒になって集団で戦うことと理解していれば、それは大きな間違いだ。
集団的自衛権の行使とは、日本が攻められていないのに、こちらから先に攻めるというものだ。
一般に自衛権とは、相手が先に手を出した時に、こちらが反撃するというものだ。
しかし、いま問題になっている集団的自衛権は、同じ自衛権という言葉を使っているが、まったく逆のものだ。」と力説しました。
愛媛弁護士会の大熊伸定会長は「廃案を求めて最後までがんばろう」と閉会あいさつしました。
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他に子連れ参加されていた若いママさんのコメントもありましたd(^_^o)
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「子どもたちが大きくなって、戦争に協力することだけは絶対にさせたくない。この子たちの将来が本当に心配です。この子たちが大きくなったときに、『お母さんたちががんばって、日本が戦争する国になることに反対したのよ』と胸を張って言えるようにがんばりたいです」ときっぱり。
「私たちが払った税金で、日本がよその国に武器を運んだり、戦争するための油を勝手補給したりして、戦争に協力するのがすごくいやです。
間接的に戦争に協力させられていることになります。」と怒ります。
(愛媛民報 2015年9月20日 第2659号 1面より)
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集会後のパレードでは、knockoutの若い子たちの近くで若いコール(笑)を一緒にしていたのですが、
途中でたまたま城山公園に遊びに来ていたママ友が、声をかけてくれ、一緒に歩いてくれたのがとても思い出深いです。
聞いてみると、ママよりも娘さんの方が「おねえちゃんたちがステキ!」と歩きたがっていたのだとか∑(゜Д゜)
歌でアピールする方法も取り入れていて、若者の行動は楽しそうですもんね(^_^)
あなたも、できる方法でアピールを!!