3月8日は「国際女性デー」。
第59回になる愛媛中央集会に参加しました。
お天気が崩れて参加者は例年に比べて少なかったものの、
今治で三線(沖縄の三味線)バンドをしている玉城希さんのステキな歌声からオープニングがはじまりました。
講演は、「ヘリパッドいらない住民の会」結成メンバーの伊佐育子さん。
高江に住み、ヘリパッド建設問題で現地で何が起こっていたのか?を詳しくお話いただきました。
「自然がいっぱいで、“子育てするのにこんなにいい環境はない!”と言っていた子育て世帯が出て行ってしまった。」
「騒音は内臓まで響く音で、乗り物酔いのように気分が悪くなるほど。」
「夜間訓練で22時を過ぎても騒音がひどい。
寝ている子どもたちが起きて泣き出す、大人も眠れないので、我慢できずに基地に申し入れに行くと、
“なぜ、訓練の邪魔をするのか?”とこちらが悪いような言われ方をした。」
前代未聞だった「機動隊出動」のことも、詳しくお話いただけました。
当時Facebookなどで次々と投稿があり、それらを見る中で異常なことが起こっている感覚はあったものの、その状況についていけなかったのですが、
伊佐さんの淡々とした話口から当時の状況がどんなものだったかが、ストンと腑に落ちたようでした。
安倍政権のやり方は、公権力の横暴。
民意を踏みにじる、本当にヒドいものだと思います。
集会での決議文はこちら。
過労死を助長する「働き方改革」には反対です!という内容です。
データの不適切な扱いなど問題になりましたが、これを指示していたときの大臣は、愛媛選出の塩崎恭久衆議員だということも覚えておかないといけないポイントですね。