内田樹センセの2冊目の本を読み終えました。
センセの本は、実に多くの気づきを与えてくれます。
『人間の力をそれほど侮ってはいけない。私たちには「強く念じたこと」を実現させるような
潜在的な能力が備わっている』
『よく受験生が机の前に「必勝**大学!」などと大書きしていることがある。
これにはそれなりの効果があることが知られている。
その文字を見つめているうちに、だんだんと「その気」になってくるからである』
『目的地にたどりつくまでの道順を繰り返し想像し、その道を当たり前のように
歩んでゆく自分の姿をはっきりと想像できる人間は、かなり高い確率で
その目的地にたどりつくことができる。「夢を実現する」というのは、そういうことなのである』
『人間の身体はリアルタイムで動いているのではない。ちょうどリールが釣り糸を巻き込むように、
「未来」が「現在」を巻き取るような仕方で動くのである。私たちは、輪郭の鮮明な「未来像」をいわば「青写真」に見立てて、その下絵のとおりに時間をトレースしていく。だから、ネガティヴな未来像を繰り返し想像する習慣のある人間は、その想像の実現に向かってまっすぐ突き進んでゆくことになる』 (「街場の現代思想」文春文庫)
彼は上記を「離婚について」の章で述べているけれど、
これはポジティヴなことにも、ネガティヴなことにも言えることです。
もうずっと以前、知人がグロリア・エステファンについて語ったことを覚えています。
グロリアはツアーの最中、脊椎を損傷するほどの大事故にあった。
再起不能と思われたが、奇跡的に復帰した。
リハビリの中でグロリアは、自分の体が再生していくところを、繰り返し繰り返しイメージした...
当時それを聞いて私は、(イメージするだけで治るなら医者は要らないじゃん?)と思いました。
今では真反対のことを思います。
グロリアの取った方法は実に有効で、力強さに溢れています。
全ては念じることから始まるのです。や、ここにも「気」が。
***
内田センセは学者だし武道家だし、どんな人かなぁと勝手に想像を膨らましてましたが。
Web見たらちょっと想像と違ってた...
電話の声から「どんな人かな?」とイメージ膨らますのと同じだ...
センセの本は、実に多くの気づきを与えてくれます。
『人間の力をそれほど侮ってはいけない。私たちには「強く念じたこと」を実現させるような
潜在的な能力が備わっている』
『よく受験生が机の前に「必勝**大学!」などと大書きしていることがある。
これにはそれなりの効果があることが知られている。
その文字を見つめているうちに、だんだんと「その気」になってくるからである』
『目的地にたどりつくまでの道順を繰り返し想像し、その道を当たり前のように
歩んでゆく自分の姿をはっきりと想像できる人間は、かなり高い確率で
その目的地にたどりつくことができる。「夢を実現する」というのは、そういうことなのである』
『人間の身体はリアルタイムで動いているのではない。ちょうどリールが釣り糸を巻き込むように、
「未来」が「現在」を巻き取るような仕方で動くのである。私たちは、輪郭の鮮明な「未来像」をいわば「青写真」に見立てて、その下絵のとおりに時間をトレースしていく。だから、ネガティヴな未来像を繰り返し想像する習慣のある人間は、その想像の実現に向かってまっすぐ突き進んでゆくことになる』 (「街場の現代思想」文春文庫)
彼は上記を「離婚について」の章で述べているけれど、
これはポジティヴなことにも、ネガティヴなことにも言えることです。
もうずっと以前、知人がグロリア・エステファンについて語ったことを覚えています。
グロリアはツアーの最中、脊椎を損傷するほどの大事故にあった。
再起不能と思われたが、奇跡的に復帰した。
リハビリの中でグロリアは、自分の体が再生していくところを、繰り返し繰り返しイメージした...
当時それを聞いて私は、(イメージするだけで治るなら医者は要らないじゃん?)と思いました。
今では真反対のことを思います。
グロリアの取った方法は実に有効で、力強さに溢れています。
全ては念じることから始まるのです。や、ここにも「気」が。
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内田センセは学者だし武道家だし、どんな人かなぁと勝手に想像を膨らましてましたが。
Web見たらちょっと想像と違ってた...
電話の声から「どんな人かな?」とイメージ膨らますのと同じだ...