だるかった頃の話の続きです。
30代半ば、私は人に薦められて「気功治療院」なるものに行ってみました。
初めて行った時に特に強く思ったのですが、そこの待合室がとても心地よい。
眩しくない程度の明るさ。清潔な室内。見れば四隅にお札が貼ってあります。
さっきまでだるかったのに、順番を待っている間に体が楽になっていく感じ。
なんだこれは???
場のもつ気でしょうか。ゆるやかに癒されていくような、不思議な空間でした。
さて診断。親指と人差し指で輪を作り、右手の輪と左手の輪を鎖のように繋ぐ。
先生がこの鎖に力を加えて、どの程度で鎖がほどけるかを見る。
診断結果は『あなたの生命エネルギーは20%』でした...(笑)
治療の内容は、整体と気功。
寝た状態で腰を持ち上げてから下に落とし、左右に腰を揺する。
これは骨盤の歪みを取るためですね。
不思議なのは先生の手。
先生が「かめはめ波~」のごとく、寝た状態の私のお腹に両手をかざすと、
さあーっと、お腹に熱いものを感じるのです。
(こう書くとひどく胡散臭いですがホントの話です)
治療を受けた後は、体調がよかったように思います。
治療院は結局、何回か通った後、行くのをやめました。
理由は行く必要がなくなったから。
今から考えてみれば、この治療が契機となって「気」を感じ始めたのかもしれません。
その後私は、お日さまや音楽、人から気を貰うことを覚えました。
この頃から「だるさ」は抜けていきました。
「疲れやすい」のがなくなるのは、数年後のジム通いまで待たねばなりませんでしたが。
「気」の力は偉大ですなぁ。
ちなみに治療費は1回5,000円でした。
今年も年賀状が来てました。Webを見たら、何だかまた行ってみたくなりました。
気を充填してもらいたい~
今行ったら、私の生命エネルギーは何%と言われるかな?