「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

隠蔽のFDA&大韓 vs オープンなANA&アシアナ 実績が物語る企業体質の相違

2011-09-26 20:45:00 | 静岡空港
8月3日に行った静岡空港の7月の搭乗実績実績根拠の公文書開示請求について、先週末にようやく公開された。(なお、当時県が発表の7月実績に修正があったとの連絡も併せてあり、県HPで確認したところ8月4日付けの記者提供資料が差し替えられていたので本日、当ブログの7月実績も修正を行った)
県が保有しているものの各航空会社から任意に提供された情報であるため各航空会社の意向の確認に時間を要したとのことである。

そしてその結果は航空会社によってくっきり分かれた。
まず、駐機場の整備まで県の予算で手当てしてもらい税金での支援を一番受けているFDAであるが、以下のとおり真っ黒の非公開。月の計まで非公開だそうで、県経由での公表はいいが県民には非公開という非常識ぶりには驚いた。
同様の全面非公開は駐㍼繼フ空侵犯のデモフライトをし外務省による搭乗自粛の制裁まで招いた大韓航空だけである。

<県公表の月計までも隠蔽のFDA>
一方、実績も比較的好調で就航以来減便のないANAとアシアナ航空は全面公開である。

<オープンな姿勢のANAとアシアナ>



(ちなみに、7月にチャーター便を飛ばしたJALも実績を公開し、中国東方航空は一部公開であった。)

隠蔽の航空会社とオープンな航空会社、利用者がどちらを選ぶかは実績が如実に物語っている。
まして、いずれの航空会社も多かれ少なかれ税金で支援を受けながら隠す姿勢はとても信頼できたものではない。
かの大韓は仕方ないとしても、日本企業としてFDAの企業体質はいかがなものか。
県と蜜月なローカル企業だけに県庁の隠蔽体質が伝染したのかもしれないが、これでは利用者の信頼は程遠いことに気付くべきである。