故意か成り行きかは不明だが斎藤元彦兵庫県知事は並みの政治家なら与野党問わずタブーの職員利権だけでなくもっとやばい姫路港湾の運営利権にも触れていたようです。
静岡県でいえば清水港運営利権。鈴与の利権に並みの政治家が手を突っ込めばどうなるかを考えれば、静岡市民なら想像はつくでしょう。
姫路港は姫路市が政令市でないため県が管理する港湾ですが、ハード設備の維持・管理・新設のお金は県が管理し負担しても、実際の港湾の運用(貨物の荷揚げ、保管、流通)は利権会社や関連企業が行うという昔ながらの形態です。(一般に、荷上げ場所の違いや保管場所の遠さなど調整の難しいところに利権が生じ、これに加え流通を牛耳れば利権構造は最強となる)
清水港も静岡市が政令市になる際に施設について県管理のままか、市の管理にするかが注目されましたが、港湾運用の利権会社である鈴与にとって金づるとしては大きい方が良いに決まってますので県管理のままで、実際港湾整備も県の資金でいっそう進みました。
兵庫県の斎藤元彦知事は以下のようにここにも触れてしまったのです。
「蓄積された資金(剰余金)を活用して、県が港湾整備事業特別会計で計画していた港湾施設の整備・修繕の 一部を令和6年度から計画的に実施」というのも痛烈ですが、
「港湾施設の管理運営形態を「使用許可」から「指定管理者制度(非公募)」に変更により対応(R6.4~)」というのは透明性が運営にも及びかねないいわば利権の死刑宣告に近いタブーです。
無名のジャーナリストなら命の危険もある相手にここまで切り込むとは。まさに怖いもの知らず。全会一致の不信任で消し去られるのも納得です。
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