静岡県などが「湯を入れて飲む段階では濃度が薄まるので、検査の必要はない」などと主張し荒茶の検査を拒否している問題で、政府は厚生労働省の「荒茶で検査しないと1キロで数千ベクレルの製品が店舗に並ぶ」として検査し、出荷制限の対象とすべきとの考えの方を採用する方針を決めたと報道された。
妥当な結論である。
そもそも静岡県などの検査不要論者の主張は消費者がお湯を入れて飲むことを前提にしての主張であるが、必ずしもそのように使われるとは限らない。
そもそもこの主張を採用すれば、放射線規制値を超えた野菜でさえ、放射能を含まない具材と共に加工食品化すればキロ当たりの放射能は低くなるから問題ないだろうというに等い。
もちろん、ファミレスのカロリー表示のように商品表示として「この商品は(規制値以下ですが)放射能を何ベクレル含んでいます」とするなら消費者の選択を妨げないが、それにも検査自体は必須である。
結局、今回の事件で明らかになったのは、静岡県などの放射能検査拒否者らが消費者のことを全く考えていないという現実である。
生産者にしても風評ではなく実害なのだからしっかり補償を求めればよい。
国民の生命・健康より上位に業界利益を置く。
この事実こそ、政治家と役人の保身を支えているのが県民ではなく業界にあることの証左である。
主権者たる国民として、政治や行政の監視を怠ってきたことについて反省すべきよき機会である。
自己の身は自身で守るべきを基本としつつ、政治や行政に言うべきことは言い、正すべきを正す。今からでも遅くはない。この国を変えていこう。
妥当な結論である。
そもそも静岡県などの検査不要論者の主張は消費者がお湯を入れて飲むことを前提にしての主張であるが、必ずしもそのように使われるとは限らない。
そもそもこの主張を採用すれば、放射線規制値を超えた野菜でさえ、放射能を含まない具材と共に加工食品化すればキロ当たりの放射能は低くなるから問題ないだろうというに等い。
もちろん、ファミレスのカロリー表示のように商品表示として「この商品は(規制値以下ですが)放射能を何ベクレル含んでいます」とするなら消費者の選択を妨げないが、それにも検査自体は必須である。
結局、今回の事件で明らかになったのは、静岡県などの放射能検査拒否者らが消費者のことを全く考えていないという現実である。
生産者にしても風評ではなく実害なのだからしっかり補償を求めればよい。
国民の生命・健康より上位に業界利益を置く。
この事実こそ、政治家と役人の保身を支えているのが県民ではなく業界にあることの証左である。
主権者たる国民として、政治や行政の監視を怠ってきたことについて反省すべきよき機会である。
自己の身は自身で守るべきを基本としつつ、政治や行政に言うべきことは言い、正すべきを正す。今からでも遅くはない。この国を変えていこう。
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