わずか2枚の開示に開示期限目いっぱいの期間を要したことからも隠したくてしょうがない姿勢の見える経済産業部企画調整費の使途を以下に示す。


開示請求時の記事でも述べたが、この請求の趣獅ヘ、予算書上「県政を推進する上で必要な調査等を行う」(県政推進調整費6千350万円)、「文化・観光部施策の推進に必要な調査等を行う」(文化・観光部企画調整費2千10万円)、「経済産業施策の推進に必要な調査等を行う」(経済産業部企画調整費:2千300万円)などと抽象的な説明で予算化され、その後実際どのように使われたのかが県民に明らかにされない当該予算の実態を解明することである。
今回抽出請求し、開示された経済産業部企画調整費の使途一覧がこの1枚であるが、見てのとおり「経済産業施策の推進に必要な調査等を行う」との予算書説明からは想像できないほど多様な事業がこの予算で行われていることがわかる。
しかも予算の査定に用いた予算調書(本年度分)は以下の1枚のみで、先日来紹介の空港予算のような積算根拠さえない超どんぶり勘定である。

つまり、議会のチェックのない事業もできてしまういわば裏の予算であり、使途はこのように開示請求しなければ明らかにもならない、まさに役人による役人のための第二予算である。
県は事業仕分けを今年もやるそうだが、こういう予算は決して仕分け対象にしていない。
今年は県が挙げたリストから県民に仕分け対象を選ばせるというが、そのリストに載せなければ対象になることは決してないこともわかってやっている。
茶番の仕分けが今年も税金で行われる。不幸なことだ。
さて、今回の開示によって判明した25の事業であるが、一番高額なのが323万円の「ニューメ[ト黒船祭等での静岡茶PR事業」はじめ「モンゴル国ドルノゴビ県との農業交流に向けた訪問事業」108万7千円、「モンゴル公式訪問(ビジネス交流団)事業」225万2千円、「韓国済州島の雪緑茶博物館訪問事業」12万2千円等々海外来訪事業が目白押し、どれだけの成果があったのか抽出で復命書を開示請求して確かめたい。
そして2番目に高額「遠州織物ファッション製品創出事業」298万4千円は川勝が沖縄のかりゆしウェアに対抗して県の夏服にと言い出したことから始まった事業だが、議会でこの予算審議はしていない。議会を蚊帳の外で事業ができてしまうという好例だ。
いっそのこと全予算を企画調整費にすればチェックに役立たずの議会もさすがに目が覚めるだろう。
今回の請求で部局調整費が「○○施策の推進に必要な調査等を行う」などという抽象的な説明では見えない闇を抱えていることが明らかになったため、早速全部局について調査を拡大することとした。
また、積算根拠なしの予算調書1枚で昨年度の4580万円から6350万円に大幅増額された企画広報部の調整費については本年度の使途をしっかりチェックしていきたい。


開示請求時の記事でも述べたが、この請求の趣獅ヘ、予算書上「県政を推進する上で必要な調査等を行う」(県政推進調整費6千350万円)、「文化・観光部施策の推進に必要な調査等を行う」(文化・観光部企画調整費2千10万円)、「経済産業施策の推進に必要な調査等を行う」(経済産業部企画調整費:2千300万円)などと抽象的な説明で予算化され、その後実際どのように使われたのかが県民に明らかにされない当該予算の実態を解明することである。
今回抽出請求し、開示された経済産業部企画調整費の使途一覧がこの1枚であるが、見てのとおり「経済産業施策の推進に必要な調査等を行う」との予算書説明からは想像できないほど多様な事業がこの予算で行われていることがわかる。
しかも予算の査定に用いた予算調書(本年度分)は以下の1枚のみで、先日来紹介の空港予算のような積算根拠さえない超どんぶり勘定である。

つまり、議会のチェックのない事業もできてしまういわば裏の予算であり、使途はこのように開示請求しなければ明らかにもならない、まさに役人による役人のための第二予算である。
県は事業仕分けを今年もやるそうだが、こういう予算は決して仕分け対象にしていない。
今年は県が挙げたリストから県民に仕分け対象を選ばせるというが、そのリストに載せなければ対象になることは決してないこともわかってやっている。
茶番の仕分けが今年も税金で行われる。不幸なことだ。
さて、今回の開示によって判明した25の事業であるが、一番高額なのが323万円の「ニューメ[ト黒船祭等での静岡茶PR事業」はじめ「モンゴル国ドルノゴビ県との農業交流に向けた訪問事業」108万7千円、「モンゴル公式訪問(ビジネス交流団)事業」225万2千円、「韓国済州島の雪緑茶博物館訪問事業」12万2千円等々海外来訪事業が目白押し、どれだけの成果があったのか抽出で復命書を開示請求して確かめたい。
そして2番目に高額「遠州織物ファッション製品創出事業」298万4千円は川勝が沖縄のかりゆしウェアに対抗して県の夏服にと言い出したことから始まった事業だが、議会でこの予算審議はしていない。議会を蚊帳の外で事業ができてしまうという好例だ。
いっそのこと全予算を企画調整費にすればチェックに役立たずの議会もさすがに目が覚めるだろう。
今回の請求で部局調整費が「○○施策の推進に必要な調査等を行う」などという抽象的な説明では見えない闇を抱えていることが明らかになったため、早速全部局について調査を拡大することとした。
また、積算根拠なしの予算調書1枚で昨年度の4580万円から6350万円に大幅増額された企画広報部の調整費については本年度の使途をしっかりチェックしていきたい。
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