まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

窓を開く/一言絶句・愛こそすべて~プロローグ4の始まり(その35)

2015-03-15 11:01:02 | 花咲舞が黙っていないⅡ
何も背負っていないのに魂が重い  いつか突き抜けた青 突き抜けられなかった白  窓を開く駐車場がそこにあるだけの一日  アトランティス人が霞を食べていた理由  地球に降って来た男に人生は無かった  空がいくつもある晩春急がねば  煙突の根っこにある湯船に浸かる

氷点下/一言絶句・花咲舞が黙っていないⅡ~プロローグ3の終わり(その301)

2015-01-09 03:33:08 | 花咲舞が黙っていないⅡ
さいたまから帰っても何も輝かない   東京がやっぱりいい 人生はここから始まった   合同結婚式の妻は統計上あなたの最高の妻   ゆっくりしていたい 明日も駅まで歩くから  杉崎美香は理想の女性だった また冷たい空が   今夜はテレビを観たくない もう晴れていた   僕は原発に反対だけど署名はしない  火が欲しい心の奥の最も深い場所   氷点下の夜の公園で飲むビールの味   元祖新人類の君の冒険はやっぱり失敗だった   

天城越え/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その50)

2014-12-19 02:11:05 | 花咲舞が黙っていないⅡ
天城越えイスラム国の陣触れか  中絶という合法殺人はらからよ  尼寺に行くしかないよ草刈り女  いざと言う時もう人生がない火吹竹  十二月にカレンダーの死を見届ける  茶の甘さ知ってか知らずか異邦の人  忘年会何か忘れるまでもなく  君は来ない僕も行かない無間地獄  くじらには短詩型は似合わない  人類のたそがれこれで二百万回目  少しは黙ってろと24時間の沈黙

愛の在り処/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その267)

2014-12-04 00:26:06 | 花咲舞が黙っていないⅡ
私が消えた 東京直下型大地震   もっと人間でいたかった 昭和残侠伝   イスラム国の獄門台に三島由紀夫の首なぜか  あなたへの電磁波ぼくの脳波で受け止めます(先進国は電磁洗脳社会に)  たたかっても無駄 だからいまも闘っている   21世紀の産みの苦しみは何も産まない   あなたは美しい 出会えて嬉しかった   不可能なものと闘えば愛の在り処がわかる   健さんと文太がこの世のために奮戦中   お母さんと娘がバーチャルに闘っている 生きている 

もしかして天皇/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その248)

2014-11-22 23:07:35 | 花咲舞が黙っていないⅡ
君がスキ君がキライだからもういらない   もっと早く死んでいたら健さんになれた   海の向こうの黒旗日本ではむしろ旗   イスラム国はしゃれこうべを並べている   どうでもいいことどうにもならない何てこと  いったい何本血を抜けば足りるこの不運  トルシェジーコザッケローニアギーレやっと冬   廃句を本気でやるのかバカヤロー  まだ川柳の方がマシ 何か吠えている   皇帝ペンギンってもしかして天皇のこと