昨日は1年ぶりにNPOテクノロジー犯罪被害ネットワークの定例会に出席した。夜の二次会も最後まで付き合い新しく参加した人たちと心安らぐ一時を過ごした。0時過ぎてからの帰宅後は朝までネットを楽しんだ。したがって今日はまだ何も動いていない。もう少し休んでから1日が始まる。このNPOの定例会については後ほど詳細を書きたい。さて俳句である。11月の投句は全て終った。12月号も1誌すでに届いている。来週早々他も続々と届くだろう。10年ほどのガムシャラの句作を経て、20年のブランクを挟んでのこの1年のカムバックである。気負わず拘らず完全なるマイペースで進むだけである。 まだ未完十一月の飢餓日記 まほろば
ボンジョレヌーボー税抜価格を水で割る 冬三日月「安部一族」に続編あり 三日三晩「サケバイ」辞書で追求す(サケバイとは鮭加工季節バイト) 記憶あり我が生誕は朱夏にあり 玄冬を知らぬ空也のごとき父 宵待月永久機関とは私のこと 天国ではないどこか まだ冬は来ない わたしはテクノロジー犯罪の被害者らしい(1年ぶりにテクノロジー犯罪被害ネットワーク定例会に出席) 美女二人 芥川龍之介の「地獄変」 火は水のごとし/もっと私でいたい//尖がり山
水樹奈々の「深愛」冬を待つ心 冬近しエグザイルの愛は黒尽くし 離れてはまた手を振る子浅き冬 冬の炉や病床六尺といふ神話 福耳を誰か哀しむ冬隣 新宿は更地となりて冬を待つ 冬を待つ辺野古の蒼さ極まれり 冬待てど鐘鳴り出さず健さん逝く 冬温しいきものがかり「ありがとう」 スカイツリーで冬を待ったが来なかった
夕方から久し振りに近隣のJR駅まで歩いた。30分近くかかる一本道である。東京23区北部のこの辺りは緑が多い。野鳥も季節ごとに現れる。少し前鳶が羽を拡げてグルグル回っているのを見たし、去年のいつだったか本物ソックリの造り滝に翡翠が1羽来ていた。JR駅前の公園では完全に紅葉したいちょうの木が見られた。街路樹の方はもうかなり黄落が進んでいるが、こちらはまだシッカリと残っている。さて書店で総合誌を買おうとしたが図書カードを忘れて来たので立ち読みだけで終った。雑詠欄は全没であった。それでも我慢して来年も続けるつもりである。いくつかの結社に加え会員誌や同人誌に連作などを出句しているのであまり意味は無いが、1句のレベルを上げるにはこれも欠かせない。ただ俳句界やNHK俳句などのようにそれだけで入門しても上達は遅く、不完全なものになるだろう。自分に合う結社で切磋琢磨して基本を習得し、その後に不満があれば退会して他へ移るなり同人誌に参加するなりするのがベターである。・・《続く》 ラーメン二郎野菜大盛り冬を待つ まほろば
きゃりーぱみゅぱみゅ失恋日記冬兆す 初冬の愛のことわり突破せよ あべちゃん人形無数に師走総選挙 ひたすらに秋を詠み込み全没す いちょうの黄ニッポンの未来と三輪車 冬めくや健さんの「動乱」借りにゆく 暖冬とは虚空に月の呑まれけり ちあきなおみの「四つのお願い」冬隣 どうでもいいこと明日まで待てず神去りぬ 「進撃の巨人」を観る ストーブを片付ける