まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【十一月尽く】秋の最終日は15度快晴・・初心に帰る!結社誌12月号がまだ来ないジレッタさ/新俳句入門

2019-11-30 21:54:48 | 新俳句入門

十一月尽きて無謬の虚空拡がる   まほろば   最新作  即興

今日は11月の最終日。新暦の【秋】の終わりの日です。秋のクライマックス【紅葉】も明日から【冬紅葉】となります。【黄落】もだんだんただの【落葉】に移ってゆきます。月末投句は何とかセレクトは終ったのですが、かんじんの投函が間に合いませんでした。これからコンビニで切手を買っておき、朝までには済ませる予定です。次に待っているのは同人誌の作品と文章ですが、こちらは締め切りの12月10日まで間があります。今夜からジックリ仕上げてゆきたいと思います。ところで、結社誌の12月号が前月末に届きませんでした。締め切りは月半ばの15日。全然余裕があります。前月号から再入会(昨年2~9月号以来)したもので、地方在住の主宰が在京句会を斡旋してくれました。ちなみにこの主宰は在京の有名大学を出ています。20歳代の入門時(句歴の前期6年。その後30年のブランク)のような同人・新人賞など眼中に無く、お気に入りの先達の選句そのものが目的です。どんな句がどんな評価を受けるか(=座の文芸)楽しみです。・・・《続く》


【もう師走】明日の16度快晴に期待・・高齢単身者という病/新俳句入門

2019-11-30 03:48:58 | 新俳句入門

もう師走安楽死候補第一位(「高齢単身者不用論」)   まほろば   最新作  即興

今日はいつもの夕刻もしくは遅れての夜歩きは出来ませんでした。知人よりの電話とその後始末に0時過ぎまでかかり、夜食を買いに出たのは2時を回っていました。これではさすがに1分たりとも歩き回ることは無理でした。気温は軽く5度を切っています。今夜、電話で話したのは二人共【高齢単身者】です。当の私もまたそうなのですから、救いようのない会話が続きました。他の二人もそれなりに技術を持っていたのですが、それも年齢と共に失われてゆき、だからと言って通常と同じく死ぬまで低年金者で通すわけにはいきません。そこそこの持病や病歴も抱えており、唯一の救いは趣味や宗教(二人は新旧キリスト教)ということになります。私の趣味はご覧の通り俳句ですが、他のいろいろなジャンルに越境してひとつの【生き方】【考え方】となっています。これらが無い人は家族との想い出や金銭を含め停年まで勤め上げた仕事の余韻に浸ることになります。我々3人は公務員でもサラリーマンでもなかったので、他に生きるための拠り所を求めることになりました。さて、明日締め切りの投句ですが、もう少しでセレクトが終了します。兼題句のみ若干時間がかかりそうです。・・・《続く》


【初冬】年末並み10度を切る日はいつか・・月末投句やるっきゃない!*夜カフェ付/新俳句入門

2019-11-29 19:57:29 | 新俳句入門

初冬ウォークどこからか海のこえ   まほろば   最新作  即興

今日の東京23区は予報通り10度に止まり、明日土曜もせいぜい11度程度。これを指して年末年始並みとしていますが、実際はもっと下がるはずです。明日で11月は終り、いよいよ【師走】に入ります。ここで何とか踏ん張り、滞ること甚だしい本業の打開策を実践しつつ句作や文章にも弾みをつけたいものです。とりあえず今夜中に月末締切の投句分のセレクト作業を第一優先でやり遂げたいと思います。その前に遅い夕食をどうするかです。少し新作をアップしながら考えます。・・・《続く》

 

 

カフェ・ミュージック

https://youtu.be/uHo0CaawTqs?t=51


裏切らない酒とフトンは永遠の友/一句観賞~新北大路翼を読む(1)

2019-11-29 05:42:22 | エッセー・評論

裏切らない酒とフトンは永遠の友   北大路翼   NHKBSスペシャル「ラスト・トウキョウーはぐれ者たちの新宿歌舞伎町」(‘19・11/28NHK総合放送)

ウオッシュレットの設定変えた奴殺す  〃

昨年の2月から今年の春頃までの新宿歌舞伎町で、体調悪化のためグラスを持てないほどの状況下での一句。北大路さんは、グレかかっていた神奈川県立横浜高校時代に同校の国語教師で担任だった俳人今井聖(元寒雷副編集長)に出逢い、自己回復の手段として俳句に目覚めたという。卒業後、新宿歌舞伎町に住むようになり、日雇いなどで稼いだ金でギャンブル予想や風俗通いを続けるなど、裏ぶれた日々を送っていたようだ。その途上で、今井さんの「」誌創刊に参加。30歳代に入って、初めて就職も果たしたが、相変わらず歌舞伎町でのDEEPな放蕩暮らしは止まることはなかった。同時に歌舞伎町の老朽化した雑居ビル(ゴールデン街の外れか?)の一角で【砂の城】なる俳句コミュニティ(1階はアングラバー)を結成。その仲間はB級ホスト・ホステス、ニート・引き籠りなどの若者たちで占められ、新宿歌舞伎町俳句一家【屍派】を名乗るに至る。この間、北大路の2冊の個人句集に続き、これらの仲間たちの句群を集めた『新宿アウトロー俳句』を発刊。俳句の世界では異例のベストセラーを続けている。・・・《続く》

 

 

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人生九十年いちかばちかの冬仕度 まほろば/新雑句雑感(31)~プロローグ7の始まり

2019-11-29 00:04:05 | 新雑句雑感

冬仕度ジャパンカップの怒号あり(11/24)

冬仕度ローマ法王人間なのか

犬一頭公園過ぎる冬仕度

音もなく電柱移設冬仕度

冬仕度原潜ついに交戦す(南シナ海)

いつの間に腰痛快癒冬仕度

懐石料理食べ方知らず冬仕度

冬仕度吉野家二度と行くものか

有馬記念まだ先のこと冬仕度

人生九十年いちかばちかの冬仕度

冬仕度終えて松戸を目指しけり

上野駅頭ホームレスの母冬仕度

車椅子押す手のしろさ冬仕度

五寸釘打つあてもなく冬仕度

段ボール畳めばあをし冬仕度

冬仕度終ることなき砂時計