その暗黒鉄砲百合の火を吐けり まほろば東京都知事に史上初の女性の小池百合子氏が決まった。最初から最後まで完璧な出来レースだった。今回の都知事選の主催者は宗主国米国であり、その目的は民共共闘潰しと都庁に君臨する魔王内田茂都議(自民党都連幹事長)の排除であった。だからと言って、新知事に何も期待しないわけではない。待機児童問題や介護、シングルマザー、雇用・福祉など星の数ほどある懸案事項を4年間で一つ一つ片付けて欲しい。すべては生きてゆくためである。ところで俳句などというものは番外の番外で、リサイクルごみの一つにも含まれていない。まさに存在感0である。だからこそ極上のオモチャとして手離せないのだが。さて、月末の投句がスッタモンダの末やっとのことで終った。次は10日の締切分だが、その前にいくつかやっておきたいことがある。先の所属結社の新人賞など眼中にない。・・・《続く》
明易し新宿歌舞伎町屍派 ただそこにポケモンがゐて明易し 総合誌の掲載二度目明易し 明易し立ちションだけは止めてをけ 採血の痛みは微か明易し 俺はもう俳人なのか明易し てんてんてふ湘子遺句集明易し 坊(ぼん)さんと遭遇たちまち明易し 俳句結社崩壊の序曲明易し なっちゃんとなっちの違い明易し クリスチャンの意味がわからず明易し 原爆でゴジラは死なず明易し 猫に餌をやる不思議さに明易し
ポケモンの地上に溢れ明け早し まほろば
梅雨明け2日目の今日は32度の暑さであった。室内では冷房が効かず、胸苦しさに襲われる。熱中症である。夕刻を待って外出することもかなわず、そのまま横になっていた。深夜になって夜食などの買出しに出ると、駅前公園には人が溢れていた。ポケモンGOの指定エリアになっているのだ。1週間前にはいなかったスマホを覗きながら不自然な動きを繰り返す若者たちで溢れていた。空想の産物にすぎないポケモンと会えることがそんなに大切なことなのか不思議である。ただ現実の生活空間の中にポケモン以上の魅力的な存在はいなかったということか。案の定、彼と彼女たちは時折情報交換のための会話を交わしていたが、それは人と人の出会いというほどのものではなく、会わないようにして会っていたのだろう。俳句などという社会的認知度の限りなく0に近い媒体にしがみついている自分などに、その価値判断を下す資格はない。彼らに何か語りかけるものがあるとすれば、それは当然のことながらポケモン以外にはあり得ない。・・・《続く》
梅雨明け2日目の今日は32度の暑さであった。室内では冷房が効かず、胸苦しさに襲われる。熱中症である。夕刻を待って外出することもかなわず、そのまま横になっていた。深夜になって夜食などの買出しに出ると、駅前公園には人が溢れていた。ポケモンGOの指定エリアになっているのだ。1週間前にはいなかったスマホを覗きながら不自然な動きを繰り返す若者たちで溢れていた。空想の産物にすぎないポケモンと会えることがそんなに大切なことなのか不思議である。ただ現実の生活空間の中にポケモン以上の魅力的な存在はいなかったということか。案の定、彼と彼女たちは時折情報交換のための会話を交わしていたが、それは人と人の出会いというほどのものではなく、会わないようにして会っていたのだろう。俳句などという社会的認知度の限りなく0に近い媒体にしがみついている自分などに、その価値判断を下す資格はない。彼らに何か語りかけるものがあるとすれば、それは当然のことながらポケモン以外にはあり得ない。・・・《続く》
何ごとも頼らず頼れず晩夏光 まほろば
今日の東京23区は31度まで上がり、予報通り梅雨は明けたようだ。室内にいるとかえって胸にジワジワと蒸し暑さが迫って来る。熱中症には他のずべてを捨てでも注意したい。3日後に迫った都知事選は意外性の連続で、今度は鳥越氏の学歴詐称が取りざたされている。京都大学文学部心理学科卒としているが、同大には心理学科は過去も現在もない。先の女性問題といい、鳥越氏は自身の肉声で明確に説明すべきだ。ジャーナリストの肩書きが泣いている。さて、今日もまだまだ本業の山また山である。その山の隘路をくぐって何がしかの句作を試みたい。とりあえず月末締切分のセレクトに入る。レギュラー投句先の総合2誌はまだ見ていないが、そのうち1冊は今夜見れそうだ。全没の中にあっても特定の選者がついて来ているので少しは期待出来そうである。ここには毎月2000人×3句=6000句の応募があり、目標の大賞の数万句の予選としてちょうどよい。1句の質・内容は自分の中にシッカリ取って置くもので、それとは違った句(表現)の量の世界に自身を投げ出すことも必要である。質だけで客観性を持つことの出来た20世紀の結社主義の時代は完全に終っている。30年近いブランクがあるので、やむなく基本を学ぶ場として選択している【俳句結社】はいつでも捨てるつもりだ。見えない不特定多数の相手に自己主張するネットや総合誌があれば、新世紀の俳句の絶対孤絶の言語としての新たな普遍性は拓かれてゆくだろう。もとより俳句もまた現代の詩的言語の一形態にすぎない。ちなみに、私の所属先も平均年齢が70歳をはるかに上回っており、原稿を依頼されたかと思うと理由を告げないままに取り消されたり・・ボケが蔓延している。結社の時代は完全に終った。・・・《続く》
今日の東京23区は31度まで上がり、予報通り梅雨は明けたようだ。室内にいるとかえって胸にジワジワと蒸し暑さが迫って来る。熱中症には他のずべてを捨てでも注意したい。3日後に迫った都知事選は意外性の連続で、今度は鳥越氏の学歴詐称が取りざたされている。京都大学文学部心理学科卒としているが、同大には心理学科は過去も現在もない。先の女性問題といい、鳥越氏は自身の肉声で明確に説明すべきだ。ジャーナリストの肩書きが泣いている。さて、今日もまだまだ本業の山また山である。その山の隘路をくぐって何がしかの句作を試みたい。とりあえず月末締切分のセレクトに入る。レギュラー投句先の総合2誌はまだ見ていないが、そのうち1冊は今夜見れそうだ。全没の中にあっても特定の選者がついて来ているので少しは期待出来そうである。ここには毎月2000人×3句=6000句の応募があり、目標の大賞の数万句の予選としてちょうどよい。1句の質・内容は自分の中にシッカリ取って置くもので、それとは違った句(表現)の量の世界に自身を投げ出すことも必要である。質だけで客観性を持つことの出来た20世紀の結社主義の時代は完全に終っている。30年近いブランクがあるので、やむなく基本を学ぶ場として選択している【俳句結社】はいつでも捨てるつもりだ。見えない不特定多数の相手に自己主張するネットや総合誌があれば、新世紀の俳句の絶対孤絶の言語としての新たな普遍性は拓かれてゆくだろう。もとより俳句もまた現代の詩的言語の一形態にすぎない。ちなみに、私の所属先も平均年齢が70歳をはるかに上回っており、原稿を依頼されたかと思うと理由を告げないままに取り消されたり・・ボケが蔓延している。結社の時代は完全に終った。・・・《続く》
万緑や臨死の青と瀕死の赤 万緑や年金暮らしにほど遠く 万緑や鳥越小池増田って誰(都知事選近し) 万緑や句座とはかくも暗きもの 万緑へ主宰恍惚の人となり 万緑へ過去ある人と溶けてゆく 万緑や十九人の死者の町 万緑と思えば思へ力づく 万緑や北大路翼って何のこと 万緑やくじらやいまもどこかにある 人を殺しました万緑の奥の奥 万緑やゴジラはもうゴジラじゃない 万緑や句帖の集団消してゆく 万緑や日焼サロンを出たばかり 男81歳女87歳万緑へ(2016年平均寿命) 万緑やポケモンGOの若者か 万緑や地球もいろいろありまして 万緑や四大文明のもっと前