愛の義理チョコ

職場で女子に回覧板が回ってきた。

来るバレンタインディどうしますか？

姉がケーキ作るんですの女の子に発注して、お茶の時間にチョコレートケーキをみんなでいただく…に一票。

ところがバレンタインディ当日に出張に行ってしまう社員さんがいるというので、一日前にやりましょう！

と言うことになって…

ワァオ！
それって私の誕生日じゃない！

そして…本日ケーキを見てびっくり！

なんと、姉はプロだったのだ！

男子用のケーキにはハートがのり、私のケーキには王冠みたいなチョコレートのデコレーションとハッピーバースデーのプレート。

本当に本当にハッピーなバースデー！

ありがとう！ありがとう！

神様私はものすごい贅沢ものですね。

四人四様チョコレート工場

バレンタイン大混乱である。

全てが浮き足だって、昔から大嫌いなイベントである。

今や、好きな人にチョコレートをあげるに限らず、友チョコなるものが存在するらしい。

おまけに高二の息子も友達にクッキーを配ると言って制作をはじめた。
もはや女の子の盛り上がりイベントという枠も消滅したらしい。


バレンタイン間近の日曜の午後。
台所を使用する人数が多すぎる！
夕飯なんてつくれない！
ネをあげた私。

六歳末っ子が合間を縫ってモソモソやっている。

味噌汁（もやし大根人参じゃがいも)とキャベツとちくわの卵炒め
醤油ごま油チャーハンがでてきた。

チョコの香りでまったり甘いダイニングキッチンで、六歳君の力作夕飯。