クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

我が師 小泉譲

2012年06月06日 | 日記
柴田トレーナーが技術と戦略を教えて下さるのに対して、スピードとキレの大切さを教えてくれるのが小泉譲(こいずみゆずる)トレーナーだ。
例えて言えば柴田トレーナーの丸太棒で殴られたようなパンチに対して、小泉トレーナーは可愛い顔して青龍刀で切るようなパンチを繰り出します。

またまた例えると柴田トレーナーが「仮面ライダー2号」の一文字隼人であるのに対して、小泉トレーナーは「仮面ライダー2号」の本郷猛のようですな。

一文字隼人


本郷猛



まあ、どっちにしてもオジサンはその痛みにもんどり打ちながら、随喜の涙を流したりします。


小泉トレーナーは東京都出身のA級プロボクサーで2002年 東日本新人王ベスト4に輝いた強者。接近戦での左フックを武器にハードパンチを打ち込み乱打戦を制するファイトスタイルのボクサーです。

A級プロボクサーって凄いんだぞ!


さてさて、そんな小泉トレーナーですが、ジムにあるトレーナー紹介で「好きなもの」との紹介に「犬と猫」とよくわからない畑正憲のような回答をしているギャップがとてもおかしいっす。

畑正憲














バンテージの巻き方(左手編)

2012年06月06日 | 日記

自称パッキャオを名乗るくらいなので私はサウスポーなんです。ボクシングにおいてのサウスポーって左構え(右足を前に出す構え)の選手のことを言うんだよね。でも、私の場合は本当の利き腕が右なんだけど、左構えで戦うコンバーテッドサウスポー(英:converted southpaw)なんだよね。日本の世界チャンピオンで言えば、川島郭志、粟生隆寛がそう。
野球で言えばイチローみたいな「右投げ左打ち」みたいなものなのかな。

粟生隆寛vsターサク WBC世界Sフェザー級戦の画像 04月07日


で、バンテージの巻き方の話に戻ると、元々右利きなんで右手を使って左手にバンテージを巻くのは容易いけど、左手で右手に巻くのはいつも大変っす。
何となく左右での出来上がりに均一感がなくて美しくないわけです。

前回の記事で先に苦手な右手の巻き方を紹介しましたが、今回はまたYoutubeで紹介されている左手編を紹介しますね。








バンテージの巻きた方(右手編)

2012年06月06日 | 日記

自称パッキャオがボクシングを初めてなかなか覚えられなかったのが、バンテージの巻き方です。
ジムに行く前に何度も何度も巻いては解き、解いては巻くという練習をしていて、結局面倒になって練習を休んだこともありました。
今もレッスンを始めたばかりの方が戸惑っているのを見ると、「あ~オイラもそうだった。」と感慨に耽ったりします。

バンテージも色々種類があり(これはいつかこのブログで紹介したいと思います)、かつ巻き方も何が正しいということはないんでしょうが、基本は拳と手首が上手に守れれば良いわけなんだろうと勝手に思っています。

どなたかがYoutubeにアップして頂いたものを紹介したいと思います。参考にさせて頂きますね。





次回は左手編というのを紹介したいと思います。

それでは・・・

アメリカ屋スポーツのこと

2012年06月06日 | 日記
ボクシングを初めて間もなくは、どうせ辞めるかもしれないしとか、安いとは言えない値段にビビったりして、ジムにあるグローブで練習しちゃんうんだよね。で、そういうレッスン生が多いとグローブも皆で使い廻しちゃって、どんどん沢山の汗を吸い込んで重くなるのはまだ序の口。バンテージにとても酸っぱ~いフレグランスが染み込んだりして、練習の休憩中にペットボトルを口に運ぶと、ツーンと目が痛くなるような臭いにRSCになったりします。
そういえば、剣道の篭手も確か同じような臭いを発していたっけ。(今は丸洗いできるらしい・・・)

丸洗いできる篭手


で、レッスンが進みボクシングが漸くと面白くなっていって、臭いグローブに我慢できなくなってくるとどうしても「マイグローブ」が欲しくなってくるわけです。でも、サーフショップは沢山ある湘南辻堂においてボクシングはかなりマイナースポーツなので、何処で売っているのか普通の人にはさっぱり分かりません。

今でこそ常連になったけど、ジムの先輩である自称ドネアに教えてもらい、最初に私パッキャオが「グローブくださ~いな。」とドキドキしながら訪れたのがイセザキモールのず~っとず~っと奥の奥にある「アメリカ屋スポーツ」でした。



問屋というか倉庫というかよく分からないような店の中には、表層雪崩が起きそうなくらいのボクシンググッズが捨てられたように積まれていて、ちょっとしたスモーキーマウンテン状態に初めて行った人は皆ビックリすること間違いなし。

でも、お店の人はお客の雰囲気からキャリアを察し、的確なアドバイスの基に、雪崩の下から遭難者を救助するくらいの手際で欲しいものを探して下さる技には脱帽です。で、何度か通い顔を覚えられると、お値段に端数が出たりするとちょっとおまけしてもらうこともありました。

ちなみにこのアメリカ屋スポーツの場所ですが、何度訪れても「あれ?こんなに歩いたっけ?通り過ぎたんじゃないかな?」と心配になるくらい覚えられないのは私だけでしょうか?

なので、いつも目印にしているのは、故、青江三奈さんの功績を讃え建立された「伊勢佐木町ブルース」の看板です。これがあるとちょっとホッとしたりして・・・。参考迄に現在の看板は5代目らしいよ。









我が師 柴田大地

2012年06月06日 | 日記
我らオヤジ連中にボクシング技術や戦略に加えて、その奥深さと面白さを教えてくれている名伯楽がトレーナ柴田大地(しばた だいち)だ。神奈川県鎌倉市出身の柴田トレーナーは、今は引退したが現役時代はA級プロボクサーで、二度のブランクから再起後、1年で4回戦から8回戦まで駆け上がった遅咲きのヒーロー。頭を使った戦略的ボクシングを得意とするボクサーだった。(とウェブにありますが、これでいいんですよねぇ?)

A級ボクサーって凄いんだぞ~



2005年12月、セミファイナルのSフェザー級8回戦で前代未聞の珍事が起こった。それは小口雅之(当時28)=草加有沢=が着用していたカツラが試合途中にずれまくり、リング上で思わぬ“カミングアウト”。そのカツラを飛ばしたのが柴田大地だったんだけど、皆さん覚えているかなあ?



そしてこれだもん



ちなみに小口選手は普段は丸刈りで、カツラを着用したのはこの試合が初めて。「3ラウンドあたりから浮き出して落ち着かなかった。次はもうつけません」と恥ずかしそうに苦笑いしたそうな。日本ボクシングコミッションは、リング上ではシューズ、トランクス、ノー・ファウル・カップ以外の着用は認めていないが、今回は「悪意のないもの」と判断し“特例”として認められたみたい。

話は柴田さんに戻るけど、あるインタビューで「ボクシングをはじめたきっかけは?」に対して「中学3年の時、友人と後楽園ホールで試合を観戦し強い衝撃を感じ、高校卒業後、憧れのファイティング原田さんを慕ってファイティング原田ジムの門を叩きました。」と答えていんだけど、ゴールドジム湘南神奈川のクラブボクシング練習場にあるトレーナー紹介には一言「モテたくて!」とあるんだねぇこれが。まあ、営業トークにしてもやっぱりそういう不純な動機が人を伸ばして行くんですねぇ。

でも、確かにモテたと思いますよ。強くてカッコイイですよ今でも。



柴田さんは我ら中年ボクサーにとって映画ロッキーのミッキーや内藤大助選手の野木丈司さんのように、本当に大切なパートナーであり、師匠です。我らオッサンボクサーを見捨てずにこれからも体を張ったご指導をよろしくお願いします。一生付いていきます。