マニーです。
京都に出張です。台風が上陸しそうなんだけど、京都で仕事を終えるのが17時くらいで、丁度直撃するかもしれまえん。
で、当日記を帰宅後自宅で書くつもりだったのですが、もしもの場合のために京都のネットカフェで唸りながらネタを考えています。
そうして、浮かんだのが「サイモン&ガーファンクル」。
サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel, サイモンとガーファンクル)は、1960年代に活躍した、ユダヤ系アメリカ人のポールサイモンとアート・ガーファンクルによるポピュラー音楽ユニットです。1964年にデビューして、1970年に活動停止。でも、それ以後も折に触れて二人で活動していて、1990年にロックの殿堂入り入りを果たした超有名ミュージシャンです。
ポールの作り出す哲学的・思索的な深い内容の詞・曲とアートの美しい歌声、そして2人の絶妙なハーモニーがとても素晴らしい。
さて、彼らの作品で有名なのは『スカボロー・フェア/詠唱(Scarborough Fair/Canticle)』、『ミセス・ロビンソン(Mrs.Robinson)』や映画『卒業』のテーマ、『明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)』とかですが、マニーとしてはやっぱり「The Boxer」が好きだね。
Youtubeで超有名な1981年のライブを見つけたんで観てね。
で、その歌詞と一緒に、どなたかがの素晴らしい対訳を見つけたので、読んで雰囲気を味わって欲しい。
The Boxer
P. Simon, 1968
I am just a poor boy
Though my story's seldom told
I have squandered my resistance
For a pocketful of mumbles Such are promises
こんな若造の身の上話を聞こうなんて、
あんたも変わってんな
そりゃ俺だって、どこにでもある様な
ささやかな暮らしってやつを
追い求めてきたんだ
All lies and jests
still a man hears what he wants to hear
And disregards the rest
ああ、せいぜい面白おかしく、
あんたが聞きたいように聞いてくれればいいよ・・
When I left my home and my family
I was no more than a boy
In the company of strangers
In the quiet of the railway station Running scared
俺が家を捨てて、故郷を離れたのは、まだほんのガキの頃さ
見知らぬ人たちの中
静まり返った駅のホームで、不安に怯えていた
Laying low,
seeking out the poorer quarters
where the ragged people go
Looking for the places only they would know
そりゃ、ひどい暮らしだった
ボロをまとった人達が、吸い寄せられるように集まる貧しい街の中で、
「いつかここを出てってやる!」
って、そればかり考えてたんだ
Asking only workman's wages I come looking for a job
But I get no offers
日雇いの給金程度でもいいからと、こっちに来て職を探し回ったけど
どこからもお呼びはかからずさ・・
Just a come-on from the whores on Seventh Avenue
I do declare, there were times when I was so lonesome
I took some comfort there
声をかけてくれんのは七番街の娼婦だけだよ・・
あんまり悲しくて、寂しかったから、
その温もりにすがった事もあったよ、アハハ・・・
Now the years are rolling by me
They are rocking evenly
俺の周りで時間はどんどん流れていく
ずっと変わる事無く季節を刻んでいく
I am older than I once was
But younger than I'll be
That's not unusual
No, it isn't strange
After changes upon changes
We are more or less the same
After changes we are more or less the same
俺は以前より年をとった
これからも時間を積み重ねていくだろう
色んな事があってさ、人生って変わっていくもんだろ?
いつまでもずっと同じなんて事無いはずだろ?
それって、おかしな話じゃないだろう?
そうだろ・・・?
Then I'm laying out my winter clothes
And wishing I was gone.Going home
こんなコートを脱ぎ捨てて、故郷に帰りたいよ
Where the New York City winters aren't bleeding me,
Leading me, going home.
ニューヨークの冬は、寒くて寂しくて耐えられないよ
ここには、俺なんか居ちゃいけねえってさ・・
さっさと帰れってさ・・・
In the clearing stands a boxer
And a fighter by his trade
And he carries the reminders
of every glove that laid him down
or cut him till he cried out
そう言うと彼は、寂れた拳闘場のリングに上った
その日の暮らしのために
彼を叩きのめそうとする、敵のグローブをじっと見つめながら、
In his anger and his shame
"I am leaving, I am leaving"
But the fighter still remains
自分への苛立ちと、恥辱のなかで彼は叫ぶ
「もういやだ、もうたくさんだ!」
でも、彼の殴り合いの日々が終わることはない・・
ね?とてもいいでしょ?
今、ゴールドジム湘南神奈川のクラブボクシングで明るくやっているけれど、マニーのボクシングの原風景って
ガキの頃聴いた「サイモン&ガーファンクル」の「The Boxer」なんだ。
それからそれから、ロックやポップスってやっぱり英語以外合わない音楽じゃないかな。
次のYoutubeは「The Boxer」を日本語で歌ったらどうなるかってやつです。
雰囲気でないわー