シャドーボクサー
この数年、交差点の信号待ちやホームでの電車待ちの時に、知らずに少しだけ身体が揺れていたりします。ボクシングでいうウィービングやダッキングというやつで相手のパンチをボディーワークでかわすディフェンスのテクニックのひとつです。
さすがに交差点でステップを踏んだり、パンチを繰り出すとかなりアブナイやつになりますので、そういうことはしませんが、「信号が変わってあちらの岸の人が来たら、こう避けてそのあとにこう打ってと・・・」と自然にシュミレーションする癖がついてしまい、結果ゆらゆらと揺れている私は既に立派なアブナイ奴かもしれません。
こういう仮想の敵と対戦しているつもりになって、攻撃や防御の方法を研究することを「シャドーボクシング」と言いますが、最近では転じて、「(主にネット上の)議論で、相手が言っていないことを決めつけたり、そもそも存在しない相手を敵として、激しく議論をふっかける行為」のことを指す言葉としても使うようで、いずれにしてもアブナイ奴には変わりないようです。
とはいえ、私はただ揺れているだけですので、駅のホームで傘をゴルフクラブに見立て振り回す「シャドーゴルフ」オヤジよりずっと物理的に危険じゃないと思ったりします。そういえば気のせいかも知れないけど、リーマンショック後、駅で傘を振り回すオヤジってあまり見かけないなあ。不景気でゴルフに行けなくなったのかなあ。
ところで、昔、原田真二が「シャドーボクサー」って曲を歌ってたなあ・・・。かなり古いけどね。作詞は松本隆なんだよねぇ。
「シャドーボクサー」ってタイトルが浮かんんで、無理やりこじつけたような歌詞だなあ。
でも、演奏はかっこいいねぇ
歌詞が上手く貼り付けられないんです。無理やりやったら原稿飛んでしまったわー