クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

今日のわんこ

2012年06月16日 | 日記

わんこは大きく「お座敷犬」と「お庭犬」とに分けられます。

貧乏な田舎町出身のおいらパッキャオが子供の頃、犬と言えばそれはそれはどこの家庭でも雑種を飼っていて、当然ながら「お庭犬」(要は外に犬小屋を作って飼っていた)ばかりでした。で、外にいるもんだから、♀は知らないうちに身篭ってしまうし、♂は自由を求めて鎖を噛み切り、果てに野犬狩りなどという田舎行政の手下に捕まってしまうのか、ある日突然姿が見えなくなってしまい、何度も哀しい思いをした少年時代でした。(そういうおいらも来週生誕50年祭を迎えます)

そんな多くの家庭が雑種を飼っていた貧乏な田舎町の実家の隣に、ある日ちょっとアブナイ家族が引っ越してきました。

(当然その家族はもうそこにはいないんだけど。苗字が思い出せないなぁ・・・ 今度帰省したらお袋に聞いてみよう・・・・。) 

子供心にもアブナイと感じたのは、まずオヤジの目に狂気の光が宿ってるわけです。決してアッチ方面の方ではないのですが、とにかく醸しだすオーラが相当アブナイんですよこれが、なんというか猜疑心に溢れているような感じなんだよねぇ。 で、奥さんはというと、茶色に染めた髪にコテコテパーマをあてた風貌で、いつも何かにイライラした感じで、大声で怒鳴っていたのを覚えてますわ。 

そんな夫婦にも、確かおいらより一学年下だったかなぁ、ごくごく普通な感じの一人娘がいるんだけど、とにかくアブナイパパとワメキチラスママのせいで友達が出来なくて、寂しそうを通り越し達観の域にあったような雰囲気に見えたねぇ。だって、お隣のおいらが照れながら「おはようございます。」と挨拶すると、アブナイオヤジが狂気の眼で睨むんだもん。

で、今日の日記の本題なんだけど、そんな寂しそうな娘を不憫に思ったのか、「わんこ」それも「お座敷犬」を飼い始めたわけです。家中で飼うわけだから、当時、流行のマルチーズとかポメラニアンとか(あのぉ、おいらはそういうのテレビで観てただけなんどけどね)思いきや、

なーんとビックリ、吃驚、至極驚嘆、開口不閉口、突然顎外到地面・・・・ その犬種なんと「ボクサー」!それも、子犬ではなくかなりデカイ成犬なわけ!どれくらい成犬かというと♂なんで、遠くから見ても○△○×がブラブラしてるのが確認できるんですわ。

なんつーか・・。 アブナイ家族に今度はかなりコワモテのボディガードが加わり、アブナイ指数がいきなり連日ストップ高を繰返すという「アブナイバブル」を迎えるわけです。で、当然ながらその娘は仲間から孤立していくんだよ。

だって、アブナイパパとワメキチラスママとコワモテボクサーが散歩していたら、それ近寄れないもんおいら。

(そりゃこわいよ、子供には↓)

 

 (一度追いかけられたことあるし)

(せめて子犬にすればよかったのでは?)

さて、「ボクサー(Boxer)」の名前の由来には、いくつかの説があるらしいよ。後肢で立ち上がり、互いに前肢を使ってなぐり合うような戦い方をすることから、あるいは、横から見た体形が四角張っていて、箱(ボックス)型に見えることから名づけられたとする説がよく知られているそうなんだけれど、いずれもこのドイツ原産の犬の名前が英語であることを前提とした民間語源説であり、妥当性を欠くみたい。とはいえ、 ボクサーはドイツで最初に警察や軍隊で活用された犬種となったそうだから、やっぱり子供のおいらにとっては、そりゃあ、恐怖でしたわぁ。

おそまつ!