クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

やまぴー大悶絶!の巻

2012年06月29日 | 日記

 

まずは下の写真をご覧頂きたい!

これは今年2月の小泉讓トレーナー(A級ボクサー)とやまぴー♂のライトスパーリングの風景です。

強靭な下半身の安定したフォームから繰り出された右ボディーストレート(う~ん 教科書にあるような美しいフォームや!何度見ても惚れ惚れするわ)

が長身のやまぴー♂に炸裂しております。まあ、A級ボクサーのアマチュア相手のライトスパーリングですので、小泉トレーナーが試合の時に出すパンチの破壊力の恐らく7%程度のものかと思います。それも拳は握っていないはずです。

それでもこの後、やまぴー♂はあまりに強烈な痛みに大悶絶し、次いで随喜の悦楽の涙を流したのでした。

私マニーも同志ドネアもIwarockも下写真のメンバーは全員小泉トレーナー(写真右から2番目)の多様かつ強烈な(本番の7%であっても)ボディブローを浴び、その痛みにリングにうずくまること数知れずでした。それでもなんだか嬉しいんだよね。A級ボクサーが真摯に相手してくれることにね。

ボディブローは素人には本当に難しい。だけど、実戦ではフェイントでも使えるし、時にはフィニッシュ・ブローにもなる用途の多い重要ななブローだ。フックはレバー(肝臓・レバ刺しのところ)を、アッパーはストマック(胃ですな、ガツです)を狙い、さらにストレートに打つボディブローと、その種類は多彩。これらをいろいろと組み合わせて使えば、攻撃の幅はぐっと広がるはずなんだけど、これがまた難しい。だから練習あるのみ!

ちなみに格闘技では、肝臓を狙って打つパンチを「レバーブロー」と呼ぶボディブローの一種ですが、鳩尾は腹直筋を鍛えることでダメージを軽減させやすいものの、レバーブローは鍛えづらい脇腹を狙うため効果は絶大!。肝臓に当たる部分に打撃を受けると、鈍い痛みと激しい苦痛を感じるわけです。

下のYoutubeは井岡一翔がプロ7戦目で世界制覇した時の衝撃映像!。5R1分7秒、TKO勝ち。これぞ左リバーブロー。見事っす!

で、同志やまぴー♂はこの後どうなったかったてーと・・・・

さらに左のボディジャブ(ボディフックにもみえる)を喰らい涙目となり・・・ ↓

ボディへの連打に意識が完全に下に持って行かれ、顔面のガードが完全に甘くなったところに、

「ほいよ!」という感じで左Wジャブを喰らってしまうわけです。↓ 

本気なら返しの右フックでやまぴー♂は完全に葬られていたかもしれません。

やまぴー♂は身長180センチ(178だっけ?)長身ウェルター級ボクサー。当然その長いリーチを活かしフリッカージャブ(っぽい)を繰り出したり、捌いたりしてくるのアウトボクサーなので接近戦に持って行きづらいタイプです。

ところが、小泉トレーナーはその圧倒的スピードとテクニックをもって、いとも簡単にスルスルと懐に入り込み、猫が弱ったネズミを弄ぶように我々のボディに7%の力でやまぴー♂に激痛をプレゼントして下さったのでした。

ところで、小泉トレーナーの好きなもの「犬と猫」っての、漠然としていておもろいわ~