まずは下の写真をご覧頂きたい!
これは今年2月の小泉讓トレーナー(A級ボクサー)とやまぴー♂のライトスパーリングの風景です。
強靭な下半身の安定したフォームから繰り出された右ボディーストレート(う~ん 教科書にあるような美しいフォームや!何度見ても惚れ惚れするわ)
が長身のやまぴー♂に炸裂しております。まあ、A級ボクサーのアマチュア相手のライトスパーリングですので、小泉トレーナーが試合の時に出すパンチの破壊力の恐らく7%程度のものかと思います。それも拳は握っていないはずです。
それでもこの後、やまぴー♂はあまりに強烈な痛みに大悶絶し、次いで随喜の悦楽の涙を流したのでした。
私マニーも同志ドネアもIwarockも下写真のメンバーは全員小泉トレーナー(写真右から2番目)の多様かつ強烈な(本番の7%であっても)ボディブローを浴び、その痛みにリングにうずくまること数知れずでした。それでもなんだか嬉しいんだよね。A級ボクサーが真摯に相手してくれることにね。
ボディブローは素人には本当に難しい。だけど、実戦ではフェイントでも使えるし、時にはフィニッシュ・ブローにもなる用途の多い重要ななブローだ。フックはレバー(肝臓・レバ刺しのところ)を、アッパーはストマック(胃ですな、ガツです)を狙い、さらにストレートに打つボディブローと、その種類は多彩。これらをいろいろと組み合わせて使えば、攻撃の幅はぐっと広がるはずなんだけど、これがまた難しい。だから練習あるのみ!
ちなみに格闘技では、肝臓を狙って打つパンチを「レバーブロー」と呼ぶボディブローの一種ですが、鳩尾は腹直筋を鍛えることでダメージを軽減させやすいものの、レバーブローは鍛えづらい脇腹を狙うため効果は絶大!。肝臓に当たる部分に打撃を受けると、鈍い痛みと激しい苦痛を感じるわけです。
下のYoutubeは井岡一翔がプロ7戦目で世界制覇した時の衝撃映像!。5R1分7秒、TKO勝ち。これぞ左リバーブロー。見事っす!
で、同志やまぴー♂はこの後どうなったかったてーと・・・・
さらに左のボディジャブ(ボディフックにもみえる)を喰らい涙目となり・・・ ↓
ボディへの連打に意識が完全に下に持って行かれ、顔面のガードが完全に甘くなったところに、
「ほいよ!」という感じで左Wジャブを喰らってしまうわけです。↓
本気なら返しの右フックでやまぴー♂は完全に葬られていたかもしれません。
やまぴー♂は身長180センチ(178だっけ?)長身ウェルター級ボクサー。当然その長いリーチを活かしフリッカージャブ(っぽい)を繰り出したり、捌いたりしてくるのアウトボクサーなので接近戦に持って行きづらいタイプです。
ところが、小泉トレーナーはその圧倒的スピードとテクニックをもって、いとも簡単にスルスルと懐に入り込み、猫が弱ったネズミを弄ぶように我々のボディに7%の力でやまぴー♂に激痛をプレゼントして下さったのでした。
ところで、小泉トレーナーの好きなもの「犬と猫」っての、漠然としていておもろいわ~