クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

Iwajovi短編妄想小説8

2013年02月13日 | Iwajovi短編妄想小説
7・彼がやって来るヤァヤァヤァ!


翌週、ジムに行くとシバノフが誰かと話していた。
別段珍しい光景ではない。
話し相手の問題だ。

小柄な男だった。


「こんにちは。」
俺が挨拶しながら2人に近づくと、小柄な男は無愛想に会釈した。
シバノフが口を開いた。
「朴さん、この前言っていた奴ですよ。」

「あー、天王町の。」
もちろんわかっていた。視力は悪いが、遠目からでも彼が何者か理解できた。
忘れるはずがない。俺をボクシングに導いた一つの要因だ。
強くないと聞いていたので、彼が来るとは想像していなかっただけだ。
(イワジョビッチ・・・。)

その後、シバノフの口利きで、イワジョビッチとライトコンタクトのスパーリングをした。
シバノフが言うように、彼は強くなかった。
確かに右は良かった。どんなタイミングでも右は当てられるようだ。
だが、それだけだった。
息も上がっているので、手を抜いたわけでもなさそうだ。
(これが、あのイワジョビッチか・・・?)

しかし、1ヶ月後、彼の中の狂気が目覚めた。
イワジョビッチは33歳の誕生日を迎え出場資格を得ると、すぐにオヤジファイトに出場した。

正直、時期尚早と思えた。
セイジを含めて、以前に湘南から参加した者はもっと強かった。
シバノフが良く許可したものだ。

開始1分、ずっと守っていたイワジョビッチが、
カウンターを軽く当てた刹那、あのラッシュを始めた。
藤沢の路地で見せた、あのラッシュだ。
レフェリーが割って入るまで、そのラッシュは続いた。
レフェリーは両手を上げて交差させて振った。

後にシバノフが語った。
「イワジョビッチは強くない。だけど弱くない。
そして、負けない。試合なら尚更負けない。
冷静でいながら狂っている。」

とにかく、ゴールデンボーイジム湘南に、イワジョビッチという新たな仲間が加わった。

そして年が明けて2011年、俺もオヤジファイトへの出場を決意した。
強くないイワジョビッチが勝ったからではない。
内から燃えたぎる何かを押さえることが出来なかったのだ。
拳が疼いていた。

つづくよ


ただいまライナーで帰宅中です。
ここで一眠りしてジムに向かいます。
寝過ごしたら家に帰ります。

闘え!クラブボクシング湘南辻堂 最終話

2013年02月13日 | 湘南辻堂熱血ボクシング漫画!
開票が開始されました。早くも維新の会から当確者が出ております。



自民党大躍進、維新の会は殆ど民主党と変わらない議席を獲得しましたが、



残念ながら、クラブボクシング4名は全員落選となりました。
4名が当選してれば第二党と慣れたのですが。



そうっすかあ、
なるほどっすね
参議院頑張りましょう!



そうですか
全員落選ですか