クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

Iwajovi短編妄想小説12

2013年02月21日 | Iwajovi短編妄想小説
11・そして僕は途方に暮れない


スポプロのことはイワジョビッチに任せ、
オヤジファイト2度目のチャレンジに向け、練習に打ち込んだ。
そもそも、このチャレンジを決意したのは、
左手親指の骨折や足の捻挫など怪我が続いていて、
やはり目標を持たない無情感から気が緩んだのだと感じたからだ。

怪我も癒え、NNと朝のランニング、ドネアやシバノフやコイズミンなどのアドバイス、
そして同じ日にオヤジファイトデビューをするアセヲとのライバル関係、
とにかく前を向くことに集中した。

イワジョビッチは、フロント企業のスポプロを飛び越え、
トップランクのボス、
アラムの元へと1人で乗り込んだということをシバノフから聞いた。
それが出来たのは、やはり元シバノフ・ファミリーの実力者だったからだろう。

アラムが出した条件は、スポプロ現経営陣とイワジョビッチの命だったらしい。

ある日、俺の携帯に公衆電話から着信があった。
誰からかは何となく察しがついた。

「朴さん。イワジョビッチです。明日ですべてケリがつく。
元通りになりますよ。」
イワジョビッチの声色は穏やかだった。

「君はなんでそこまでしてくれる?」

「そんなことは良いじゃないですか。朴さん、最後くらいカッコつけさせろよ。
あんたや仲間達は俺に初めて出来た仲間なんだ。
朴さん、絶対勝てよ。」
そう言って、イワジョビッチは電話を切った。

「イワジョビッチ!」
俺の叫びは、それに答える者を失い、
受話器からは単調なリズムの機械音が流れ、
その場に虚しく響いた。
俺は泣いていた。

気がつけば、そこは藤沢の小田急デパート横の路地だった。
あの時とあまり変わらない景色だ。
ただ違うのは、肥えた俺や若いギャング、そして裏社会のシバノフとイワジョビッチがいなかったことだ。


それから数日して、シバノフからイワジョビッチの死を知らされた。
体に無数の銃弾を浴びながらも、やはり彼はボクサーで、倒れることだけは拒んだらしい。

同時に、スポプロ経営陣は一新し、
ゴールデンボーイジム湘南のトレーナー配置日が週7日に戻った。

イワジョビッチの死に対する怒り、
ジムが元通りに戻った歓喜、
とにかく行き場を失った感情からなのか、
気づいたら俺の乳首は白く変色していた。


イワジョビッチの名誉ある死に応える為、俺はさらに練習のピッチを上げた。

(負けるわけにはいかない。)


いつかにつづく


次回、いよいよ最終回です。

芦屋マツコにまつわる推測

2013年02月21日 | 日記
芦屋にやって参りました。

さっそく、ミスタードーナツに足を運んでみると、正面入口に芦屋マツコの姿はありませんでした。

やはり芦屋、街の雰囲気から程遠いマツコは敬遠されるのでしょう。

残念です。

ところが、ミスドが入居する駅ビルのラポルテに入ってみると



ビル内入口にはあの藤沢から消えた二次元マツコが遠慮がちに佇んでいました。



恐らく、景観街並みを大切にする芦屋ですから、外に看板を立てたりヘンテコなマツコを置くことは許可されないのだと推測します。

そして芦屋マツコは酔漢にボコボコにされることなく、雨風に晒されることもなく、暖かい場所でそっと仕事ができているのです。

あ~

ボクシングと全く関係な~い。

どんだけ好きなんだよ!

2013年02月21日 | 日記
大阪に来ました。
ここは北浜、大阪証券取引所です。
セミナーも終え、やって来ましたのは



朴御用達の大阪高麗橋のサンマルクカフェです。

綱島で食べたメニューと一緒です。

シバノフトレーナーが大好物のチョコクロとやみつきドッグです。

甘いのだけじゃ辛いので、薄塩のやみつきとのコンビネーションは抜群です。



それに深煎りのコーヒーが加わりますと、甘さ、塩っぱさ、ほろ苦さで、

左ストレート、右フック、左ボディのコンビネーションが巧く決まったのと似た快感を覚えます。



レジでポイントカードを貰いました。いつもならどの店でも受け取らないのですが、サンマルクのはつい貰っちゃいました。

このサンマルクカフェは金融街のど真ん中にあるだけあって、店員の態度もテキパキと気持ち良いですね。

さて、これから芦屋に向かいます。