夕刻、オフィス敷地内の庭園を散歩していました。
無数の蝉が一斉に鳴いてとても賑やかな夕暮れです。
大木に蝉が止まっています。

しきりに鳴いていた蝉も私が近づくと、ピタッと鳴き止み、完全に木の一部に成り切るという見事な擬態の技を披露してくれました。
技というのは失礼ですね。
生き残るための必死の術というのが適切だと言えます。

さて、サラリーマンの私、不景気の最中、取引先を回る案件も然程ない時は、オフィスにいると仕事をしていないと思われるため、蝉と同様に気配を消し、PCのスクリーンや会議室の壁に擬態して事態をやり過ごすようにするのに必死です。
ところで、どうでもよいのですが我々アマチュアボクサーの擬態というのを考えてみました。
リング上で気配を消し相手を混乱させ、闇から一撃を加えるためにはどうしたらよいか。

ひとつには身体にトリコロールカラー4本線をペインティングしロープに成り切る。
ふたつめにコーナポストに成り切る。
よって身体に「スカルプD」などのペインティングが必要となる。
マットに成り切って「KURE」などと描いた場合は、これダウンということなのでお勧めできません。
やっぱり究極はレフェリーに擬態というか成り切ってしまうというのが勝利に最短かと考えるのですが、みなさまいかがでしょうか?