クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

せみに想ふ その8

2013年08月19日 | 一瞬の夏
気のせいか、蝉の大合唱の音が一頃より小さくなってきたように感じます。

今から羽化する数が少ないだろう中、スタミナ尽き、寿命を全うする数が増えてきているのでしょうか。

蛻(もぬけ:抜け殻のこと)脱ぎたてのほやほやの頃は、手を伸ばせば、ジャブ(おしっこ)を打ちながら、軽快にバックステップ(この場合、空に飛び立つこと)していた蝉たちも、今や最終ラウンド近くにあるらしく、陣営コーナーの椅子から立ち上がることすら億劫な様子です。



手を出すと簡単にボディを捕えられますし、コーナーに追い詰めることも容易のなほど疲れているんでしょう。

まさしく「セミ」ファイナルなんでしょう。

長き下積み時代を経て、光り輝く晴れの舞台で、短くも懸命に闘いながら、ラストラウンドのゴングを聞いているようです。