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父の近況報告にもあるように2013(平成25)年の秋頃から急速に足腰の衰えが目立ち始めた。家での生活は手すりや家具を支えに自分のことは自分でできていたが、外出することがなくなってきた。気晴らしの外食やショッピングができなくなってくると母の方も定期的に心身の調子が落ちるようになってきた。松阪にいる弟や私が実家に帰る回数が増えてきた。
人はそれぞれに心身のキャパシティーがある。それを越えた生活を続けると遅かれ早かれ破たんする。この時期、一番心がけたことは、私自身が元気でいること。実家への行き帰りで事故でも起こしたら両親のことどころではない。そのためには心身に余裕を持った生活を送ることである。生活の中で優先順位をつけ下位のものはスッパリ切って行くことにした。今はコロナ感染予防行動で『不要不急の用』という言葉が頻繁に使われるが、ブログの更新も当然、「不要不急の用」であった。小冊子『退職後の父のあゆみ』を1週間足らずで完成させたエネルギーはそこから生まれたのかもしれない。
父の近況報告にもあるように2013(平成25)年の秋頃から急速に足腰の衰えが目立ち始めた。家での生活は手すりや家具を支えに自分のことは自分でできていたが、外出することがなくなってきた。気晴らしの外食やショッピングができなくなってくると母の方も定期的に心身の調子が落ちるようになってきた。松阪にいる弟や私が実家に帰る回数が増えてきた。
人はそれぞれに心身のキャパシティーがある。それを越えた生活を続けると遅かれ早かれ破たんする。この時期、一番心がけたことは、私自身が元気でいること。実家への行き帰りで事故でも起こしたら両親のことどころではない。そのためには心身に余裕を持った生活を送ることである。生活の中で優先順位をつけ下位のものはスッパリ切って行くことにした。今はコロナ感染予防行動で『不要不急の用』という言葉が頻繁に使われるが、ブログの更新も当然、「不要不急の用」であった。小冊子『退職後の父のあゆみ』を1週間足らずで完成させたエネルギーはそこから生まれたのかもしれない。