日替わりランチのような天気だ。昨日が「ポカポカ小春定食」なら今日は「雨付き花冷え定食」、明日の予定は「北風特盛定食」といったところ。第94回選抜高校野球の決勝、雨の心配もあったがうまいこと雨雲が散ってくれて無事終えることができてよかった。学校にとって3月31日は大きな区切りである。スッキリとした気持ちで新年度は迎えるに越したことはない。
コロナ禍の大会を象徴するような決勝戦となった。大阪桐蔭はコロナ感染による広島商の辞退で2回戦を不戦勝、近江は、大会直前に京都国際でコロナ感染が出たため代替え出場したというコロナがらみのある両チームの激突となった。
しかも、どちらも近畿ブロックで、大阪桐蔭は昨秋の明治神宮大会で優勝をした自他共に認める優勝候補ナンバーワン、対して近江は近畿ブロックの補欠校、ドラマのような筋立てで決勝戦まで進んできた。ドラマであれば近江が不屈の粘りを見せて下剋上を絵に描いたような優勝となるが、現実は甘くなかった。
1回戦から4試合連続で完投、球数は合計540球。しかも前日は延長を戦い170球を投げ、さらに左足かかと付近に死球も受け満身創痍のエースにとって大阪桐蔭の打線をかわすことを求めるのは酷だった。1週間の球数制限からあと116球しか投げられないことも考えれば、控え投手の先発という賭けもありかなと思ったが、こればかりはわからない。
とにかく大阪桐蔭の打者の集中力が見事だったということである。
大階段のヤマザクラもソメイヨシノに負けじと満開となった。白い清楚な花が花冷えの気候にはよく似合う。
コロナ禍の大会を象徴するような決勝戦となった。大阪桐蔭はコロナ感染による広島商の辞退で2回戦を不戦勝、近江は、大会直前に京都国際でコロナ感染が出たため代替え出場したというコロナがらみのある両チームの激突となった。
しかも、どちらも近畿ブロックで、大阪桐蔭は昨秋の明治神宮大会で優勝をした自他共に認める優勝候補ナンバーワン、対して近江は近畿ブロックの補欠校、ドラマのような筋立てで決勝戦まで進んできた。ドラマであれば近江が不屈の粘りを見せて下剋上を絵に描いたような優勝となるが、現実は甘くなかった。
1回戦から4試合連続で完投、球数は合計540球。しかも前日は延長を戦い170球を投げ、さらに左足かかと付近に死球も受け満身創痍のエースにとって大阪桐蔭の打線をかわすことを求めるのは酷だった。1週間の球数制限からあと116球しか投げられないことも考えれば、控え投手の先発という賭けもありかなと思ったが、こればかりはわからない。
とにかく大阪桐蔭の打者の集中力が見事だったということである。
大階段のヤマザクラもソメイヨシノに負けじと満開となった。白い清楚な花が花冷えの気候にはよく似合う。
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