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12月11日(土)に映画「ノルウェイの森」 が公開となる。それに先立って、毎日新聞社広告局主催のトークイベントが開催された。毎日新聞を購読しているので招待状をいただいた。私は村上春樹さんへの関心はうすく、「ノルウェイの森」も赤と緑のカバーとも購入したが、最初の数ページを読んだだけで積ん読の部類であった。2回目の整理の時、処分してしまった。
話題の作家でもあり、何か新しい発見があるかもしれないという気持ちとJAZZ演奏も楽しめるということで、出かけることにした。北新地駅から会場のオーバルホールまでは地下道を西へ歩いて10分余り、早目に着いたので途中ブリーぜタワーの33Fからの夜景を見ようということになり寄り道をした。
360度の展望とはいかなかったが都会の夜景もなかなか良い。
村上春樹さんは西宮、芦屋で少年時代を過ごした。第1部では“阪神間文化研究者集団西宮芦屋研究所”の小西巧治さんが村上作品に登場する建物や街並みと阪神間の風景の相似性についてパワーポイントを使ってわかりやすく話してくれた。村上作品に疎い私でも興味深くおもしろかったので、村上ファンなら尚いっそう楽しめたのではないかと思う。小西さんのHP[村上春樹の西宮芦屋]とブログ「西宮芦屋研究所レポート」を検索すると詳しく見ることができる。
第2部の河内さんと土居さんのフリートークも村上さんのことを通じて“作家が作品を書くこと”ということに思いをめぐらせることができ50分間飽きることなく集中できた。
最後に、映画のロケ地になった兵庫県神河町役場の職員で撮影に協力した山下さんがロケの様子や“映画監督がいかにわがままであるか”という裏話を披露し、1本の映画作品をつくるのに、たくさんの人の支えが必要かということを実感した。映画づくりも村上作品も何も知らない山下さんが、役場の職員としてかかわっていき、振り回されながらも必死で困難を打開していく様子を映画にしても結構笑って、泣ける作品になると話を聞きながら思った。
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話題の作家でもあり、何か新しい発見があるかもしれないという気持ちとJAZZ演奏も楽しめるということで、出かけることにした。北新地駅から会場のオーバルホールまでは地下道を西へ歩いて10分余り、早目に着いたので途中ブリーぜタワーの33Fからの夜景を見ようということになり寄り道をした。
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村上春樹さんは西宮、芦屋で少年時代を過ごした。第1部では“阪神間文化研究者集団西宮芦屋研究所”の小西巧治さんが村上作品に登場する建物や街並みと阪神間の風景の相似性についてパワーポイントを使ってわかりやすく話してくれた。村上作品に疎い私でも興味深くおもしろかったので、村上ファンなら尚いっそう楽しめたのではないかと思う。小西さんのHP[村上春樹の西宮芦屋]とブログ「西宮芦屋研究所レポート」を検索すると詳しく見ることができる。
第2部の河内さんと土居さんのフリートークも村上さんのことを通じて“作家が作品を書くこと”ということに思いをめぐらせることができ50分間飽きることなく集中できた。
最後に、映画のロケ地になった兵庫県神河町役場の職員で撮影に協力した山下さんがロケの様子や“映画監督がいかにわがままであるか”という裏話を披露し、1本の映画作品をつくるのに、たくさんの人の支えが必要かということを実感した。映画づくりも村上作品も何も知らない山下さんが、役場の職員としてかかわっていき、振り回されながらも必死で困難を打開していく様子を映画にしても結構笑って、泣ける作品になると話を聞きながら思った。