素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

8月も終わり

2011年08月31日 | 日記
 世界陸上女子20km競歩で前回7位だった淵瀬選手が脱水で棄権した。新聞によると、5月の関西実業団の時「大邱は目標にしているが、今の体重では戦えない。暑くて体の重さに耐えられない。このままでは・・・」と記者に話したそうだ。理想より5kgの超過であっても長い距離では想像以上に体にこたえる。マラソンへの取り組みには体重コントロールは必要不可欠だと再認識した。

 8月は2回、2泊3日の旅行があった。体重コントロールには旅行は鬼門である。食事がバイキングならなおさら厳しい。かといって食事は旅の楽しみの大きな要素。制限すればストレスになる。そこで事前に絞り込んでおいて旅行中は自由解放の時と位置づけている。何とか8月も現状維持でクリアできたので、明日から再始動である。
 

   1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月   
2010 80.5 80.6  80.4 80.7  79.7  79.3 79.0  79.0  79.4  78.1  77.9  76.9
2011 76.3 76.3   76.5  76.5  76.1  75.9 75.7  75.7

 大山に行ってる間に、枚方市長選の投票があり、新聞に結果が掲載されていたが、私が目にしたのは今朝であった。現職の竹内氏が54246票で再選された。4年前に談合事件で辞職し、1,2審で談合罪の有罪判決を受け最高裁に上告中の前市長中司氏は42649票で次点であった。この票数差の小ささはいが意外であった。

 選挙に勝ったのだから竹内氏は“民意”を託されたといえるのだろうか。投票率36.13%の低さを“声なき声”として勝手に解釈すれば別だが。残りの3候補と中司氏の票を合計すると71948票になる。この事実をしっかり見据えて「舵取り」をしっかりしていってほしいものだ。

 
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大山寺に寄って、一路大阪へ

2011年08月30日 | 日記
 今朝はよく晴れた。7時から朝食前の散歩に出かけた。烏ヶ山をバックに休暇村・奥大仙が美しかった。8:30にチェックアウトし鍵掛峠を越えて大山寺に向かった。

 大山寺はおよそ1300年の歴史を持つ古刹である。

 また、2009年に再建された支院の圓流院には水木しげる妖怪天井画101枚があり、寝転んで眺めながら住職の話を聞かせてもらった。

 予備知識もなく気楽に立ち寄ったのだが、見所も多く、2時間余りあっという間にたってしまった。

 11:40に駐車場を出て、溝口ICより米子自動車道に乗り一路大阪に。16:30に家に着いた。とても暑い。鉢花もカラカラになっていたので急いで水やりをしたりで日常生活に瞬時に戻った。

 知床・釧路方面の替わりに選んだ大山であったが、高原の涼しさを充分感じることができたので吉と出たといっても良いだろう。
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島根半島の東部をまわってきました

2011年08月29日 | 日記
今朝は8時15分に出て島根半島に向かった。米子の市街を抜け、弓ヶ浜の美しい松林の海岸を右に見て境港を目指す。境水道大橋を渡ってから半島の東端、地蔵岬にある美保関灯台に向かった。山陰で一番古い灯台である。天気の良い日には隠岐諸島が見えるみたいだが、今日は良すぎて霞みがかかってしまい残念だった。
美保神社、関の五本松に立ち寄りながら境港に戻る。水木しげるワールドを楽しんだ後は松江城に。
松江開府400年で盛り上がっている松江の中心にあり風格を感じた。

姫路城に次ぐ価値のある典型的な望楼型天守で、面積は現存第二位、古さは現存第五位でありながら国宝指定ではない。
姫路城、松本城、犬山城、彦根城に次ぐ天守の国宝指定が松江市民の悲願みたいである。

城から宍道湖沿いに少し走ると松江イングリッシュガーデンがある。入場無料というので期待しないで立ち寄ったが、嬉しい誤算。とてもよく整備され美しかった。

出雲大社までは時間的に無理と判断したので休暇村に戻ることにした。

市内は31℃で暑かったが休暇村付近は21℃。90分余りで7℃の温度差に、来た甲斐があったと単純に喜ぶ。
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休暇村奥大山に連泊します

2011年08月28日 | 日記
思ったよりスムーズだったので、とっとり花回廊に寄ってから休暇村奥大山にはいりました。

花回廊は好天気で、花を愛でながらゆったりと周りました。全体のデザインがとても気に入りました(^_^)v大山の頂上付近に雲がかかっていたのが少し残念でした。花回廊から40分ほど走ると休暇村に着く。標高900メートルにあるので気温が一気に7℃下がり23℃。おまけに濃い霧に包まれて秋の気配。夕食までの1時間弱、霧の中、湿原を散策した。なかなかいいムードであった〓明日は宍道湖の周りに出かける予定。
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“高野 良輔ピアノリサイタル”へ

2011年08月27日 | 日記
  高野良輔くんのお父さんは交野市で女声合唱団の指導者、指揮者として長年活躍されてきた。知人がその合唱団のメンバーという縁でリサイタルに出かけた。

 良輔くんは私の子ども達と同じ保育所に通っていたといううっすらとした記憶がある。舞台に登場した青年には当時の面影もなく、繊細なタッチから紡ぎだされる心地よいメロディーは心に沁み、力強いタッチには心が躍った。

 人間の記憶は不思議なものでプログラムが進むにつれ、頭の中に良輔くんの保育所時代の顔が映像となってうかんでくるのである。よく顔は思い出せるが、名前は出てこないという経験をする。それは、脳の記憶は先ず映像で、最後に文字という風になっているからだと聞いたことがある。映像である顔に比べて文字である名前はなかなか思い出せないのである。

 演奏を聞きながら、私の頭の中では保育所時代の彼の姿、顔、お母さんと一緒に登園するさまがどんどんクリアーになっていく。私にとっては不思議な体験であった。以前、島崎敏樹さんの本の中に、山から滑落して奇跡的に助かった人の話があった。滑落している時間はほんの数秒だが、その間に走馬灯のように自分の人生のいろんな場面が映し出されていくというのである。

 我々の脳には自分の経験してきたことが映像となって膨大な量記憶されているのだという。それらのほとんどは表に出てくることはないが、何かの拍子に鮮明にあらわれるという。高校時代に読んで本当かなと思ったが、死と隣り合わせの滑落や墜落を経験するわけにはいかない。

 しかし、今日たまたま音の世界に浸っている時に浮かんできた映像で、自分の脳の中には計り知れない膨大な量の映像が入っているということは実感できた。

 無粋であったのは雷。最後のいいところで、ゴロゴロと聞こえてきたのである。エナジーホールの防音にも問題があると思うが、「カミナリ?」「あめ?」「洗濯物が濡れる!」などと演奏に集中できなくなった。

 演奏後ホールを出たら外は土砂降り。余韻を楽しむ空気は吹っ飛び、いかに帰るか?ということで玄関付近は持ちきり。お茶をすることもかき氷を食べることもすべてとりやめ。即、家に帰った。

 明日から、大山の休暇村に連泊しての観光。もともと釧路、知床方面へのツアーを申し込んでいたが、人が集まらず携行中止となったため、急きょ代替えで考えたプラン。天候が心配。吉とでるか凶とでるか、夏の終わりの運試し。
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