大阪への帰路、雨を心配したが思っていたほど大降りにもならず、伊勢自動車道もストレスなく走ることができた。雨の夜の高速走行はリスクが高いので西名阪自動車道の伊賀一ノ宮から一般道に出た時はホッと一息である。木津に入った頃には雨はほとんど止んでいた。
今度の実家行きでは伊勢神宮での「真珠婚・おかげ参り」が新しい情報であった。土曜日をはさんでの四国行きと志摩行きを無事に終えることができ、久しぶりに自分だけの時間をくつろいでいる。
先の四国行きでは国民休暇村の讃岐五色台で泊まった。五色台へは2度目であったが、今回の旅行で五色台についてまちがった思い込みをしていたことに気がついた。
香川県出身の妻から五色台という名前は聞かされていた。その時に、勝手に桂浜の五色石と結びつけてしまった。また五色台の《台》という字から屋島の形を連想してしまい。五色の石が採掘された屋島のような台形状の山。
それが私にとっての五色台であった。瀬戸大橋と高松市街地の間に位置するため普通に走っているとお目にかかることはない。初めて五色台に向かったのは義姉の法事の時に国民休暇村「讃岐五色台」に泊まることになった時である。琴平の方から近づいていっても屋島のような形は現れなかった。また、桂浜のように五色石の土産もなかった。しかし、その時は気にもしなかった。
今回「簡保の宿ばかり使ってきたので国民休暇村は初めてじゃ。何色にあるんかのう?」という義姉の車中での一言で私の頭はクルクルと回った。少し前に立ち寄った四国八十八ヶ所第82番の根香寺(ねごろじ)の山門の額に「青峰山」とあり、志摩の実家から見える青峰山と同じだと思ったばかりだし、同じ五色台にある第81番白峯寺の案内板が目の前に見えたからである。
「五色って、ひょっとして峰についているんですか?」と大きな声で聞き返した。「そうじゃ、五色台は5つの山があるんじゃ。それに赤、青、黄、黒、白がついとる」「だから、五色台ですか!!」「そうじゃ、そんなことも知らんかたのか?」と逆に義姉に不思議がられた。それで、休暇村までの道が屋島のような形状では有り得ないアップダウンを繰り返しクネクネ曲がっている理由がわかった。「そうか、そうか、それでか」と何度もつぶやくので笑われてしまった。五色石のことを言うともっと笑われそうなのでやめた。休暇村の部屋にもちゃんと使われていた。前回は見過ごしていた。
帰宅してから日本大地図で再確認した。ページの折り目で少々見づらいが確かにある。嬉しい気分になる。
今度の実家行きでは伊勢神宮での「真珠婚・おかげ参り」が新しい情報であった。土曜日をはさんでの四国行きと志摩行きを無事に終えることができ、久しぶりに自分だけの時間をくつろいでいる。
先の四国行きでは国民休暇村の讃岐五色台で泊まった。五色台へは2度目であったが、今回の旅行で五色台についてまちがった思い込みをしていたことに気がついた。
香川県出身の妻から五色台という名前は聞かされていた。その時に、勝手に桂浜の五色石と結びつけてしまった。また五色台の《台》という字から屋島の形を連想してしまい。五色の石が採掘された屋島のような台形状の山。
それが私にとっての五色台であった。瀬戸大橋と高松市街地の間に位置するため普通に走っているとお目にかかることはない。初めて五色台に向かったのは義姉の法事の時に国民休暇村「讃岐五色台」に泊まることになった時である。琴平の方から近づいていっても屋島のような形は現れなかった。また、桂浜のように五色石の土産もなかった。しかし、その時は気にもしなかった。
今回「簡保の宿ばかり使ってきたので国民休暇村は初めてじゃ。何色にあるんかのう?」という義姉の車中での一言で私の頭はクルクルと回った。少し前に立ち寄った四国八十八ヶ所第82番の根香寺(ねごろじ)の山門の額に「青峰山」とあり、志摩の実家から見える青峰山と同じだと思ったばかりだし、同じ五色台にある第81番白峯寺の案内板が目の前に見えたからである。
「五色って、ひょっとして峰についているんですか?」と大きな声で聞き返した。「そうじゃ、五色台は5つの山があるんじゃ。それに赤、青、黄、黒、白がついとる」「だから、五色台ですか!!」「そうじゃ、そんなことも知らんかたのか?」と逆に義姉に不思議がられた。それで、休暇村までの道が屋島のような形状では有り得ないアップダウンを繰り返しクネクネ曲がっている理由がわかった。「そうか、そうか、それでか」と何度もつぶやくので笑われてしまった。五色石のことを言うともっと笑われそうなのでやめた。休暇村の部屋にもちゃんと使われていた。前回は見過ごしていた。
帰宅してから日本大地図で再確認した。ページの折り目で少々見づらいが確かにある。嬉しい気分になる。