新年から『余禄日記』がリニューアルされた。
読者からの要望などを取り入れての改訂だとは思うが、しっくりこなかった。一番のポイントは見開き2ページの視写の部分を1ページにおさめたことだ。そのため縦長から横長になった。そのため全体のバランスが悪くなり、見た目落ち着かない。次にマス目が小さくなった。従来は9㍉×9㍉のマスに2㍉のフリガナスペースであったのが8㍉×8㍉のマス目だけになった。たかが1㍉だが圧迫感が全然違う。学校での手書き用の用紙には4㍉方眼と5㍉方眼があったが、年齢が上がってくると4㍉はきつく感じるようになったのと同じ。
1年と4カ月書いてきて身についた感覚の存在にあらためて気づかされた。1ヶ月、パーフェクトに書ききってようやく新しいノートにも慣れてきた。
今、甘いかおりを漂わせているのは蠟梅。買い物で通る小道に毎年見事な花をつける。通るたびにうれしい気持ちになる。
蠟梅のつばらかに空凍てにけり (石原舟月)
読者からの要望などを取り入れての改訂だとは思うが、しっくりこなかった。一番のポイントは見開き2ページの視写の部分を1ページにおさめたことだ。そのため縦長から横長になった。そのため全体のバランスが悪くなり、見た目落ち着かない。次にマス目が小さくなった。従来は9㍉×9㍉のマスに2㍉のフリガナスペースであったのが8㍉×8㍉のマス目だけになった。たかが1㍉だが圧迫感が全然違う。学校での手書き用の用紙には4㍉方眼と5㍉方眼があったが、年齢が上がってくると4㍉はきつく感じるようになったのと同じ。
1年と4カ月書いてきて身についた感覚の存在にあらためて気づかされた。1ヶ月、パーフェクトに書ききってようやく新しいノートにも慣れてきた。
今、甘いかおりを漂わせているのは蠟梅。買い物で通る小道に毎年見事な花をつける。通るたびにうれしい気持ちになる。
蠟梅のつばらかに空凍てにけり (石原舟月)