ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

そもそも18×20パターンのラケットって日本人に向いてないの?その2

2019-04-03 23:27:00 | テニス

2017年発売の方なら飛ぶし大丈夫だと思ったんですが。

 

前回は2013年発売の旧モデルの方のピュアストライクシリーズで18×20と16×19を打って

データを比較しました。

今回は2017年のピュアストライクツアー18×20で同じくバボラのテニスセンサーを使い

データを計測したのですが、オモリを付けたままのと、先端部分のオモリを少し外したのとで

計測もしてみました。

2017のピュアストライク18×20はストリングパターンに対してラケット重量が軽すぎると

思っていて、結構オモリを付けてあります。

外した時のデータがどうなるか興味もあり、今回はやってみました。

 

まず前回使った2本のデータから。

データは全て片手打ちバックハンドストロークでのものとなります。

2013年ピュアストライク16×19  

平均ボールスピード118km/h  最高ボールスピード142km/h

 

2013年ピュアストライクツアー18×20  

平均ボールスピード109km/h  最高ボールスピード127km/h

 

ここからが今回の2017ピュアストライクツアー18×20になります

ガットはテクニファイバーの1.18のマルチを張ってあります。

 

2017年ピュアストライクツアー18×20①オモリ軽量化をしてない方

平均ボールスピード109km/h  最高ボールスピード123km/h

 

2017年ピュアストライクツアー18×20②オモリ軽量化をした方

平均ボールスピード118km/h  最高ボールスピード131km/h

 

まず18×20の方で比較してみると、オモリを外した方がデータが良くなっていて

最終的には2013年を上回りました。それでも2013年16×19の方の数値を上回る

程までではなかったので、センサーの計測でボールスピードは16×19の

ストリングパターンの方が一番安定してラケットが振れていました。

16×19はパワーを伝えやすくて回転もかかるし、片手打ちバックだけの比較

なら一番合っていると思います。

 

でも今回3本を打ってみて自分の感覚だと2013年ピュアストライクツアー18×20が

一番しっくりきた感じで打ちやすく感じました。

細かいストリングパターン特有の詰まった打球感が良かったし、ボールの飛びと

回転量のコントロールが個人的にはしやすかったです。

2017年のピュアスト18×20は少しボールのホールド感が減って弾きが良くなって

飛ぶようになったので、そこは好みが分かれる所だと思われます。

見た目も2013年の方が色使いもデザインも派手目で良い感じです。

2017年のは最近の良い感じのバボラのデザインにしては少しおとなしく上品に

まとめすぎてしまって個人的には物足りない気がします。

でもこの上品な感じはティエム選手の好みが入っているのかもしれませんね。

 

次回はピュアドライブVSでやってみたいと思います。

先ほど少し使ってみた感じではオモリ等でカスタムしないと厳しそうです。