2018のモデルから登場したこのボツボツ状の表面加工は何のため?
前回はピュアドライブVSが届いてとりあえず素の状態で使ってみたものの
軽すぎてしっくりこなかったのでオモリを付けて重くしてみた、という所まででした。
今回は改造後のラケットでシングルスとダブルスをやってみたのですが、やはり重くしたら
違和感もなくなり使いやすくなっていました。
ピュアドラVSのような面サイズとフレーム厚なら300gではなく310gぐらいのスペックで
出しても良かったような。
改造後のVSを改めて使ってみると、ボールにパワーとスピンを適度に
アシストしてくれる感じが本当に楽でした。特にシングルスよりもダブルスで
その恩恵を多く感じました。
守勢の追い込まれた局面で、軽く合わせたようなボールやトップスピンロブが
いい感じで相手コート深くに入ったり、ボレーとサーブにいつもよりもキレが出ていたり
少しだけ打ち損じたような自分の感覚の時でも思っていた以上のボールが飛んでいく
瞬間が何度もありました。自分のボールの思わぬ良い飛びに「おっ」ってなるのは
他のラケットではあまり経験してません。
この辺の感覚と実際のボールの飛びのズレなどがピュアドライブシリーズが使う人を
選ぶ部分だと思います。打った感覚のまま素直にボールが飛ぶ方がよければ
プロスタッフなどのラケットの方が遥かに打っていて気持ちが良いです。
個人的にはアシストが強めと感じるノーマルのピュアドライブだと思っていた以上に
ボールが飛んで自分の感覚とのギャップでストレスを感じてしまうのですが
VSの方はそこが少し控めでコントロールできる範囲なので、今までの
ピュアドライブを使いにくいと思っていた方でも十分にピュアドラVSは使える
のではないかと感じました。
ただやはりピュアドラシリーズとは相性が良くないのか、次の日にまた肘に
鈍い痛みが。2018ピュアアエロの方だと次の日に全く痛くならないのに。
今回は届いた時にブラスト1.25が張ってあったのでそのまま使っていた
のですがピュアドラVSとポリの組み合わせがキツイ予感がするので
ポリではない別のガットを張って試してみようと思います。
次回もピュアドラVSでいきます。
次はポリ×マルチのハイブリにするか、AK16CXあたりの肘に優しいセッティングにしようかと。