2019のビースト100 o3があまりに自分にとって良かったため、98の方も
取り寄せてみることに。前回で一通り自分の好みに調整が終わったので
さっそく打ってみました。
打つ前は2019ビースト100 o3と比べると少し振り抜きが良くなって
ちょっと飛びは悪くなり、でもコントロールは良くなってるみたいな
想像をしていたのですが、打ってみるとまず出てきた感想はボールが
飛ばない、でした。98はメーカー公称値ではパワーレベルが900という
触れ込みなのに、800とか750のパワーレベルのファントム100XRーJ
やツアー95より飛ばないような気がします。
ビースト100 o3より面サイズがちょっとばかり小さい兄弟ラケット
とかいうレベルではなく、殆ど別のシリーズのラケットのようです。
どうもビースト98は地味に横のクロスガットが20本というのが
結構効いている気が。
おかげで簡単にボールが引っかかってくれたりはしません。
スピン能力ではスペックの差以上に100 o3の方が上です。
ガットのピッチが細かいという事でボールを潰して打ちやすいとも
言えるのですが、o3構造で空気抵抗が少ないとはいえ最大フレーム厚は
結構あるのでメッチャ振り抜きが良いとまでは言えず、あとo3構造上
の弱点である打った時のソリッド感は、どうしても普通構造のラケット
には劣るところでもあるので何かこのラケットの良いところ、ウリって
何だろうと。
という事でこのビースト98 o3はヘッドのプレステージMPを使う時
ぐらいのレベルでしっかり打たないと良いボールは飛んでいきません。
パワー不足の自分が使うにはもう少しトップにオモリを付けなければ
無理のようです。
それにしてもビースト98はo3版の方でこの感じなのだから普通の
ノーマルグロメット版はもっとエグい厳しいラケットに仕上がって
いる事が予想されます。
厳しいラケットですが工夫次第ではまだ何とかなりそうな?o3版の
方にしておいて良かったかもしれません。