ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

プリンスの2018ビースト98 o3をしばらく使ってみた感想は?

2020-04-17 09:51:08 | テニス

 

 

もうすぐ来月の5月に2020年版のATSが搭載された最新のビーストの

98の方が出るとの事ですが、そういう微妙なタイミングで2018

ビースト98 o3をしばらく使ってきました。

個人的に超良い感じだった100の方の面サイズ少し小さくてボールが

ちょっと飛ばない版ぐらい?と思っていたら実際はかなり違ってて

なかなかに厳しいラケットでした。

 

という事でトップをもう少し重くしたらもうちょっとパワー的に安定して

使いやすくなるかも、と思いオモリを足して使ってみました。

少々オモリを足しても空気抵抗の少ないo3のおかげで操作性はそれほど

変わらず、パワーが出しやすくなって前よりはちょっとは良い感じに

なったような気がしました。でもやっぱり色々と思うところがあり、、。

 

トップを重くした効果でパワーは出やすくなった?

 

2018ビースト98 o3が色々と難しかったのは、最新機能のATSの有無

などの小手先の機能は関係なく、スペックによるラケットの基本的特性

の影響が大だったように感じました。

横のクロスガットが20本あり、ピッチも真ん中付近が細かくなっている

のが効いていて、飛びもスピンもまるでガットが18/20のパターンの

ラケットに近いようにも感じました。

フレーム厚も25-23-22という変則フレーム厚でトップ部だけ厚くて

シャフト部あたりは22mmぐらいという事で、パワーも中厚ラケという

より薄ラケのようでした。

 

個人的にビースト98 o3の一番の違和感は飛びは薄ラケのレベルなのに

ラケットの先端の部分フレーム厚が25mmと厚いのでラケットの走りが

鈍くなってしまい、振り抜きは空気抵抗が少なくなるo3の効果があっても

少々厚ラケっぽくて、そこに違和感を感じてしまいました。

 

基本的にビースト98 o3に期待したのは100より少し打ちごたえがある

ぐらいのレベルだったのですが、実際打ってみると同じプリンスの

ツアー95と同レベルかそれよりも厳しかったという。

であれば、打感も飛びも素直で良い感じのツアー95の方を選びたく

なってしまうのが人情です。

本当に個人的な意見ですが、ビーストは100と98をもうちょっと

差が少ない感じで棲み分けをしてくれてたらなぁと。

 

 

という事で個人的にビーストシリーズの98インチならこれぐらいの

スペックなら丁度良かったのでは、というのを。

勝手に自分に都合の良いスペック、ぼくのかんがえたビースト98 o3

を言ってしまうと、まずフレーム厚は24mm〜23mmフラットぐらいで

ストリングパターンは16/20ではなく、16/19ぐらいで間隔もセンター

フォーカスがもう少し粗ければ、もうちょっと振り抜きがもたつかずに

シャープで、飛びもスピンも程よくなっていたと思うんですけどねぇ。

というかフェイス面積も98ではなく100でも良いのではと。

そう、ぶっちゃけたことを言えばスペックは某H社さんのスピードMP

とPROのような関係性でいいんじゃない?っていう。

 

その某ヘッドさんが、面サイズとフレーム厚さは変えずにスピードMP

(16/19)とスピードPRO(18/20)と出しているように、ビーストも

MPとPROにしちゃって、ストリングパターンと重さだけを変えて

出すというのも棲み分け的には結構良いかもしれません。

ただその場合、今時そんな一部の人にしか好まれない18/20パターンの

ラケットを売るにはヘッドさんのスピードPROのように広告塔として

ジョコビッチ選手のようなカリスマ性がある使用プロが欲しいトコです。

(でもスピードPROはジョコビッチ選手が使用してない疑惑があるとか)

というか、今プリンスさんの契約プロでジョコビッチ選手のような

(以下略)

5月発売予定のプリンスさんの最新のビースト98 o3

スペックは基本的に前シリーズと変わらないようです