素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

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2014年12月17日 19時50分40秒 | 日記
別に実写版が残念なデキだったから触発されたわけじゃあないんですが。

単行本の「地獄先生ぬーべーNEO」を購入。

1巻です。
読みました。

感想。
あぁ、やっぱホンモノは面白いですねぇ。
教師の側から、今の教育問題と絡めた妖怪、悪霊を出してきて。
教訓やら本当の問題を炙り出すつくり。

大人のぬーべーって感じですね。
1巻では、ネグレクトの話が一番好き。
女性に甘え過ぎなんだよね。確かに。
日本の社会システムって奴は。
(次点で、1人かくれんぼが元ネタと思われる、オカルト遊びの話。こういう最新のオカルトネタも盛り込むあたりもニクイですね)

ジャンプの歴代漫画全部を把握しているわけじゃあないんですけど。
今、ジャンプで連載している「暗殺教室」の前身みたいな感じですよなぁ。ぬーべー。
無論、基礎の味付けがかなり違うので、カレーで例えればイギリスカレーとグリーンカレーくらい違うわけですけど。

教育関連で地獄先生ぬーべーで記憶に残ってるのは「本当に良い先生というものは、物分りがいい先生じゃない。生徒に嫌われるのを覚悟で、ガミガミ煩いことを言ってくれる先生だ」
って。
優しい顔をして、実は凶悪な人間だった教師が、生徒に向かって言い放つシーン。

ジャンプの場合メインターゲットは小学生から中学生くらいまでの子供ですしね。
こういうネタはありがたい。

NEOの方は、大人がターゲットだから、大人ゆえの悩みがネタになってて。
学生時代は目標やらやることは他人が全部用意してくれたけど、社会に出たら、それを見つけてくるのはほぼ全て自分がやらなきゃならないことで。
それゆえに糸の切れた凧みたいな気分になったり。

他人の生活が輝いて見えて、嫉妬したり。

一個の人間として独り立ちしなきゃならなくなったからこそ出てくる悩みですよね。

基本構図は変えて無いけど、見事に対象年齢を上げてる感じで。
実に読み応えあって面白いですね。

現在、単行本、2巻まで出てるんでしょうか?(今冬発売ってあったし)
1巻は即読み終えたので、欲しいのですが。

……1巻を購入した本屋には並んでなかったんだよなぁ。
と、思って、調べたら、来年ですか。(1/5)

出たら即買おうっと。



それと、ライダーの映画を観ました。

面白かったですよ。
ギャグ成分大目でしたね。
(ウロブチさん三条さんかと思ったら、鋼屋ジンさん三条さんが脚本でした。納得)

ガイムの方は、一般的な人間には到底受け入れられない価値観を持った宇宙人に攻め込まれる話で。
ドライブの方は、技術も精神力もパワーも上回ってる敵相手に、諦めない心とチームワークで立ち向かう話。

特にピース綾部演じる仮面ライダールパン。
最初はそのネーミングで内心やや不安だったんですが。
さすが芸人ですわな。
一人で怪盗稼業を老いさばらえるまで一度も逮捕されず続けてきて。
その異常な人生で培われた強靭な精神力。人間力。
そういうものを備えた怪人を演じきってました。

最初、進ノ介は全く歯が立たず、見事に完敗するんですが。
その後立ち上がり、仲間と連携して打ち破る流れ。
ルパンは異常に強い人間だけど、孤独で。
進ノ介は個人の強さではルパンにはとても勝てないけど、彼には仲間が居たという。

熱かったですわ。
(新しい技は使いませんでしたけどね)

仲間の力を信じる心と、負けても諦めず立ち上がる心さえあれば、必ず勝てるってな。
ヒーローはこうでないとねぇ。