素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

今週で終わりと思ってたんですけども

2019年07月01日 19時12分42秒 | 日記
今週で最終回かと思ってたんですけどね。
進撃の巨人シーズン3後半。

別の漫画がはじまったのかと勘違いするほどガラリと舞台が変化するマーレ編に行く直前で終わりましたな。今週。
来週からはマーレ編の触りをやるのかな?(2週くらい?)
マーレ首都テロ攻撃までは来年秋を待たねばならんのでしょうけど、果たしてどこまでやるのやら。
あまり半端なところで切ると、来年続きを見るときに、細かい設定忘れてついていけないアニメ組の人が続出しそうだな;


今週の内容ですが。
胸を打つシーンが色々ありましたの。

勇敢に戦って死んだ、ということで、戦死した人間の恐怖心、後悔、嘆きを誤魔化すのは間違ってるだとか。
例え勇敢に戦ったのが事実だったとしても、それで本人の抱えていたはずの恐怖心、後悔、嘆きを見ないふりするのは許されない。

国粋主義者だったグリシャが、壁の王に会って最初に言ったことが「妻子のために全ての壁外の巨人を殺してくれ」だったこととか。
真っ当な親の愛を与えなかったせいで育て間違えた息子ジークに密告され、妻共々楽園送りになるという彼の経験が、真っ当に家族を愛する普通の感性を呼び戻してたんだな、と。
以前の彼だったら、王に訴える前に巨人の力を奪うか、「巨人の力でエルディア人を敵視する他の邪悪な民族を滅ぼしてくれ」って言ってたと思うの。
まぁ、その後、壁の王にその訴えを拒否され、やむを得ないと判断し、グリシャは始祖の巨人を奪った後に壁の王一家を皆殺しにするわけですが。

「なぁ、向こうに居る、敵。全部殺せば、俺たち自由になれるのか?」
その後のエレンの行動を決定づける一言。
巨人を殺し尽くして、壁の外に出れば、自分たちは自由になって夢を追うことができる。
そう思っていたのに。
正体不明の化け物で、別種族だと思っていた巨人が実は同じ人間で、それを自分たちに差し向けたのも同じ人間。
壁の外は敵だらけで、どこにも自分たちが安心して夢を追える場所なんて無い。
夢を追うには、邪魔なやつらを全部殺すしか無いんじゃないか?邪魔な、同じ人間を。
エレンの絶望的な気持ちが伝わってくるのがもうね。
向こうはエルディア人を悪魔の民族と考えているから、話し合う余地なんか欠片もない。
会えば殺し合いになること必至。それでも自分たちの夢を追うために飛び立ちたいなら、邪魔してくるものを全て殺すか、力で威圧して黙らせるしか無い。
それが分かってたからこその絶望的な気持ちですな。

こういう暗いネタ、ホンマ好きだわ。