素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

秋アニメ・トクナナについて

2019年10月07日 06時37分31秒 | 日記
秋アニメの「警視庁特務部特殊凶悪犯罪対策室-トクナナ-」
ちょっと興味あったんで見たんですけど。

1話見た限りでは、エルフやドワーフが同居する現代世界である必要なくないですか?
使ってるの銃や爆弾、ドローンだけで、そういう世界観ならでは的なものが出てこない。

これと同系統の世界観の話だと、昔、富士見書房で出た「銃と魔法」って小説を思い出すのですが。

そっちは、エルフやドワーフが同居し、かつ世界観的に現代と遜色ない文明レベル、って設定で。

で。

人狼が伝染病&精神病扱いだったり。(人狼化したときに起こした犯罪は、心神喪失扱いになり、罪に問われにくい傾向にあり、被害者と加害者双方に深い爪痕を残すケースになる)

魔法が違法だったり。(魔法の行使が認められるのは政府の限られた人間のみで、それ以外の人間が使うと基本違法。ただ主人公だけは、法律知識のいい加減な時代生まれの祖父に育てられたせいで実は魔法の使い方を知っている設定)

悪魔との契約が刑事事件だったり。(悪魔と契約して魔女になった女を捜査するときのセオリーが警察内で存在し、基本そのセオリーに沿って捜査。捜査の結果魔女を見つけたら、魔女対策のために訓練を受けた特殊班が魔女を拘束しに出動する)

そういう、ファンタジーあるあるを現代に持ってきたらどういうことになるのかね?
それが面白い作品だったんですけど。
(とはいえこの作品、記憶の中では2巻しか出てなかったんですけどね。面白かったのに)

トクナナの方はどうなるのかな?
一応、アオリで「古のドラゴンに心酔したテロリストたちが~」って言ってますけどさ。
これから出るのかね?そういう「ファンタジーが現代であったらどうなるの?」的な演出。

期待はしているんですが、もしそういう話をやるつもりなら1話からやってそうな気がするんだよなぁ。

AIで声優ってイケるのか?

2019年10月06日 21時21分38秒 | 日記
今週のゼロワンでは、声優ヒューマギアが出てきましたな。
機械なので、一人で何役でもこなせ、ミスもしないハイスペック声優。

で、奇しくも今日のそこまで言って委員会NPで「これからAIに奪われる仕事」って議題があって。
そこでも「俳優、脚本家」という、表現者が仕事を奪われる予測が立ってました。

私個人としては、表現者に関してはAIに仕事を奪われるのはありえないと思ってるんですけど。

だってさ、何か嫌じゃないですか?
AIが書いた脚本やら、AIが演じたドラマで感動するのって。
屈辱というか。

技量がいくら凄くても、そこがどうしても引っかかる。
だから、無理じゃ無いかなーと。

何で嫌なんだというと、やっぱそこに「魂」を感じないのが良くないのでは。
分かりやすく言うと、自我。

何かに心を動かされるってのは、精神的にその相手にリスペクトを持つのと同義だと思うんですよ。
それを持つのが難しい場合、拒否反応出ると思うんですが。

だから、AIに自我が目覚めない限り、そういう表現者の地位が奪われることは無いのでは無いかな。
そう思うんですけど。

……ただ、ちょっとおもうのは。
すでに歌い手という表現者は、初音ミクに代表される機械に置き換える手法が実用化されてるわけで。

私個人は初音ミクはただのプログラムだと思ってるんですけども。
そこに人格を認めて、ファンになってる人って居るのかな?

もし居るなら、声優や俳優、脚本家がAIに置き換わってしまう未来もあり得るかもしれない気もする。

ゲームセンターの話。

2019年10月05日 09時27分11秒 | 日記
ハイスコアガールの第二期がはじまりましたな。

見てて思うんだけどさ、昔のゲームセンター。
昔のゲームセンターは面白かったなー、と。

私が中学生に上がる前までは、不良の溜まり場のイメージだったんですけど、中学2年くらいだったかのときにストⅡが登場してきて、一気に格ゲーブームが来て変わった感じがありましたね。
面白かったよ。あのときは。

格ゲーだけでなく、ベルトアクション、シューティング、色々なゲームがあった。
楽しめたよなー。

それがいつしか、徐々にラインナップが寂しくなって、行かなくなってしまったんですけど。
最近はクレーンゲームだとか、音ゲー、ガンバライド系のゲームしか置いてない感じするんですけどね。
それに興味が無い人には行く意味が無い場所になってしまった。


しばらく前から各地のゲームセンターがガンガン潰れているらしいですね。
そのせいでラインナップが悪化したのか、ラインナップが悪化したから客足が遠のき、結果閉店がガンガン出るようになったのか。
どっちが先なのか分からないですね。

で、泣く泣く店を閉めることになった店長さんの話をちょっと読んでみたんですけど。

「特定のゲームしかやらない人が増えた」

……それは、どうしようもない気がするなぁ;
本来娯楽であるゲームを、お金使ってまで興味ないゲームに興じる人って多くなる理由が思いつかないし。
それまではいろんなゲームをやる人が居るように見えた理由って、単純に客数が多かったから、希望のゲームが空くまでの暇潰しにやる人が居たからではないかな?
それが、長引く不況で娯楽に金を渋る人が増え、ゲームセンターが空くようになって、希望のゲームを思うとおりに遊びやすい状況になったから、そっちに人が流れなくなった。
そういうカラクリなんでは。

でも、そうなると特定ジャンルのゲームだけが異常に増えていく状況についても肯定するしかない気が。
ゲーム出す側だって霞食べてるわけじゃないから、採算取れない可能性が高い作品を送り出すわけにもいかないし。
少ないパイの奪い合いが過熱しても仕方ないですわな。

でもそのせいで、その人気が高いジャンルについて興味ない層は、ゲームセンターから去って行く。
で、一回去ってしまうとまた戻ってくる機会ってのはなかなか訪れない。
当たり前ですよね。興味を失ってしまってるわけですから、調べないもの。

で、その人気が去って、別のブームが来て、特定層だけ残ってその他の人が去り。
それを繰り返すとますます客足が遠のいていく。

……うーん、ドツボな気がしますなー;

これは仕方がないことなのか?

例えば、電子書籍だって、これの欠点「読むのに専用の機械を購入する必要がある」「データが吹っ飛べば、残らず読めなくなる」
こういう大きな紙の本に対する電子書籍の欠点を完全払拭、例えば、将来的に国から国民一人ずつに専用の携帯端末が与えられ、それにダウンロードすれば読める形式で出版社が書籍を発行するシステムを確立すれば。
そして、ブロックチェーンで書籍の購入履歴を完全管理し、例えその国支給の端末が壊れても、新しい端末に即座に前のデータがダウンロードされる。
そんな状況が実現したら。

紙の消費量が格段に減って、結果、紙の本しか売らない書店が全部潰れたり、印刷会社、製紙会社がドカドカ潰れる可能性だってあるわけで。

でもそうなったからといって「書店や印刷会社や製紙会社がかわいそうだ」「なんとかするべきだ」とはなんないと思うのよ。
時代の流れでしょ?その一言でおしまいだと思うの。
(もちろん、サービス業の書店はともかく、印刷会社や製紙会社はその状況を想定してて、そうなっても会社が潰れないように別分野に進出する機会を常日頃窺ってるだろうとはおもうんですけどね)

避けようのない厳しい状況ってあると思うのよね。

犬木先生とたたりちゃん

2019年10月04日 20時15分38秒 | 日記
犬木加奈子先生って断筆してたのか!!

なんかショックでした。
しかもその理由が「ホラー漫画に嫌気が差したから」
筆を折る際、まるで喧嘩別れするように連載を次々終了させたんだとか。

ショックー(2回目)

で、令和に入って思うところがあり、犬木先生、今度はweb漫画で児童虐待をテーマにした漫画「サバイバー」を連載開始。
嬉しいです。単行本、本屋で並んだら絶対買います。

犬木先生はどういう漫画家かと言うと、独特の不気味な絵柄が味で、いろんな意味でグロテスクな話運びが特徴的な先生。
代表作は「血まみれ絵本」「かなえられた願い」そして「不思議のたたりちゃん」

ダントツで好きだったのがたたりちゃんでしたなぁ。
血まみれ絵本のムチャクチャグロも好きだったけど。

血まみれ絵本、どんなんかというと

郵便ポストが実はいつも腹が減っていて、ある日郵便ポストにゴミを入れる悪戯をした子供を生きたまま食べちゃう話とか。

肉屋の夫婦の娘が何のしつけもされておらず、学校にも行かず近隣住民に迷惑をかけまくり。だが何故か近隣住民は肉屋の夫婦に何も言わない。ある日娘の誕生日、娘は手錠で拘束されて泣いて今までの非行を詫びるが両親「やっと食べごろになったね」「悪い子の肉は美味しいのよ」哀れ娘は生きたまま解体され肉に。近隣住民は今までのお礼をとして娘の肉の一番美味しいところをご馳走される、とか。

たたりちゃんを執筆する前の犬木先生の漫画はそういうグロ重視でトンデモ感強め。
出てくる人間もとんでもないゲスだったり、善意なんて感じようもない読後感悪ーい作風だったんですけど。

それが悪いとは言わんけどね。ホラー漫画なんだし。

でもたたりちゃんは違ったのよね。
先生が引き出しを増やしたというか。

神野多々里(かみのたたり)という陰気で卑屈な笑顔が特徴的な少女が主人公。
彼女はその外見のせいでクラスでいじめられているが、あまりに理不尽な目に遭うと、そのいじめっ子を祟りを起こす超能力でお仕置きする。

そーゆーお話。
基本勧善懲悪なので、スカッとする。

そしてこの主人公、陰気で卑屈な見た目だけど、性格は良いのよね。
真面目だし。

主人公に好印象を持てるあたりでだいぶ先生の他の作品と違う。

あと、たたりちゃんをいじめる連中の掘り下げもわりと深めで。

例えば、たたりちゃんは特技が絵で。
彼女が絵が得意なのは、ぼっちなので一人遊びで絵を描きまくっていたから。
その絵のタッチは写実的。

で、クラスに絵が得意と称するクラスのカースト高めの女子が居たんですが、そいつの絵は所謂アニメ絵。
他の女子には「カワイイ」「綺麗」って絵を褒められるんですけど。

美術の時間に、先生に褒められるのはどっちか?

当然たたりちゃん。
アニメ絵なんて、美術ではお呼びで無いもんな。

でも、その女子は自分の絵にプライドを持ってるから

私の絵が褒められず、神野の絵が褒められるのはおかしい

神野は依怙贔屓されている!

制裁を加えてやらなきゃ!!

自分の実力を過信する傲慢な心が、彼女をいじめに走らせる。
自分を信じるのは大切なことですけどさ。過ぎたるは及ばざるが如しなのよ。

この勘違い女子の行動、読者には「なんて傲慢で馬鹿な子なんだろう」って風に映るけど、こういう思考って誰でもうっかりすると陥ってしまう思考だものな。
読みながら、この女子への嫌悪感を持ちながら、自分は大丈夫だろうかと思う。
この辺が良かったのですよ。

攻略本は必要?

2019年10月02日 06時31分43秒 | 日記
お前、ゲームを買うとき攻略本も一緒に買うタイプだろ?

確か「速攻生徒会」という漫画で出てきた台詞ですけどさ。
初見のゲームを失敗なくクリアしたいからと言って、攻略本を見ながらプレイするのは確かに何か違う気がしたもんです。
学生時代の当時は。

今は見ながらやってますね。

もちろん、全部じゃ無いんですけどさ。
零みたいな探索型のゲームだと「クリアまでにどこを回らなければならないか」のエンディングへのロードマップだけとか。
今、プレイ中の世界樹の迷宮Xだと、モンスターのレアドロップを取るための条件だけどか。
時間がかかりそうなところだけカンニングする感じ。

それで本当にゲームを制覇したことになるのか?
だって、時間無いんだもん。

週に合計6時間くらいしかプレイ時間取れないのに、ウロウロ迷ったり、手掛かりの無いトライ&エラーやってられないのですわ。

昔もどうしても分からないときに備えて、一応完全な攻略本が出たときに即座に購入することはやってましたけどね。
今はここは時間かかりそうだなと感じたら、即攻略サイト見てますわ。

しかしなあ。
今って、攻略本の売り上げってどうなってるんですかね?

肌感覚で、攻略本はもはや要らないのでは無いかと感じているんですけど。
だって、ネットで調べたら全部wikiで載ってるもの。

ネットの無い時代では、ゲームの攻略情報は攻略本しか無かったもんですけど。
今はネットでタダで見れるものな。
通常ボスの攻略情報だけでなく、裏ボス、隠しアイテムのゲット情報まで。

一応本屋にまだ攻略本が並んでるのは目の端に止まってますけど。
今、買う人まだ居るの?