普通センダーユニットてのはフューエルフィルターが付いてるもんだけど、これにはありません。
タンク内には落ちてないし、純正でフィルターレス仕様？
ただ、タンク内のゴミや錆を吸わないようにフィルターがあるに越したことはない。
ということで、トヨタ車のフューエルポンプ用のフィルターが使えそうなんで流用します。
そうなると取り付け方はこうですな。
パイプの太さが7mmに対し、取り付け口は10.5ｍｍ。
太さの差はカラーとかを使って解決できるんで大したことじゃないんだけど・・・。
ガソリンタンクの穴は53ｍｍしかないため、センダーユニットは斜めにしたり回転させて通すんだけど、この付け方だと穴を通せない可能性がある。
フィルターのサイズは横50mm・厚さ30mm。
いや、やるまえからわかる。
この幅じゃ、フロートを通した時にフィルターが当たってこの穴はどうやっても通せない
方向転換して、別な取り付け口を作ってフィルターを縦に付けます。
縦ならガソリンタンクの穴が通せる。
真田一樹の1発目の横の拳のアッパーはガードされても、2発目の縦の拳のアッパーはガードをすり抜ける燕返し的発想。
大切なことはいつも漫画が教えてくれる。
イメージはこうだ
ドリルで穴を開けて、パイプがきつめで通るようにします。
取り付け口の穴はガソリンで溶けないエポキシ接着剤で埋めて、パイプの周りにも接着剤を塗る。
エポキシ接着剤が100均で買えるってありがたい
フィルターが外れないようにステンレス棒で下から補強。
故障しない限りセンダーユニットをタンクから出すことはないんで、外れないようにガッチガチに固定しとかんとね。
完成
横幅OK。
フロートへの干渉もなし。
予想通りタンクの穴を問題なく通る
が！フィルターがタンクの底に当たって最後まで閉まらない
フィルターを縦にするのは正解だったけど、パイプの口スレスレになる位置にフィルターが来るようにしないとタンクに当たるんか・・・。
穴を開ける位置はもっと下じゃないとダメなんだな。
どうやらこのパイプはタンクの底のギリギリまでガソリンを吸い上げるらしい。
もしかすると、フィルターを付けること自体が間違いなのかも・・・。
まあ、試作品だからこんなもんだって。
失敗は想定内
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