今朝TVで
「なにわ淀川花火大会」(http://www.yodohanabi.com/html/what/what.html)の案内をしていた。
今日7時50分から花火が打ちげられるようだ。
この花火大会は、ほぼ毎年見ている。
PLの花火大会も何度か行った。
花火を見るには、予め入場券を購入して観覧席で見るのが最高ということは分かっている。
淀川花火の資料を見ると、前売りで大人2500円からある。
しかし今まで観覧席で見たことは無い。
初めから花火はただで見るものと決め込んでいたせいかもしれない。
従って、花火大会に行くというと、未知の場所に乗り込んで、大混雑の中を最も見やすい場所を求めて探し歩く。
その意味で、花火大会を見に行くときは、私にとって探検と似たところがある。
こうした行動を積み重ね、分かったことがある。
観覧席の周囲は、厳重に警備され、天幕も高く張られ場外から花火をよく見ることが出来ないのだ。
かといって、群衆の流れに従って歩くといいかというとそうではない。
天神祭りの花火のときに経験したことだが、非常に良く見える場所が道路に面した駐車場にあった。
そこには、少数のグループが、風に吹かれながら、ゆっくりと花火を見物していた。
その場所は、見たところ出入り自由で、花火見物にうってつけの場所だ。
私も、駐車場の中に入り、夜風にふかれながら、ひと時花火を間近で楽しむことが出来た。
しかし駐車場前の道路を通る群衆は、こちらのほうを向いても、こちら側に来ることもなく、列に従って黙々と流れていった。
この光景を見て、群集心理の恐ろしさに気づいた。
日本人は、一旦群衆の中に入ると、自分の考えや感覚より、無目的な群衆の流れのほうを信用するらしい。
祭りや催し物での警察や主催者のコントロール下でないエリアの群衆の流れは、経験的に自分の目的から外れる場合が多い。
私の経験では、群衆の流れを無視して(警察や主催者の誘導の場合は、それに従う)自分の判断で行動したほうが、良い結果を得られることが多い。
PLの花火大会は地形の関係で打ち上げ場所に接近するルートもかなり限定されているため、近くで見やすい場所を見つけることは出来なかった。
淀川花火大会は毎年場所を変えて調べた。
やはり人の流れに任せて付いていくと、いいところに遭遇したことはなかった。
最近は、花火に音楽の要素も加わっているので、条件が複雑だ。
去年、やっといい場所が見つかった。
無論、その場所も多くの人がぎっしりと立って見ていた。
それでも十三大橋近辺から比べるとすいている。
今日の花火大会も7時50分の打ち上げだが、6時過ぎにはその場所への立ち入り制限がかかるのではないか思う。
花火大会はいいのだが、早く場所取りをしておかないと、すぐに場所がなくなる。
花火大会は、体力勝負でもある。
今日も夕方から出かけ、6時過ぎから7時までには去年の場所(うろ覚えだが)に行くとしよう。