こんな絵本があるから、世の中はおもしろい。
怖いけど、子供にとっては興味しんしんの存在、おばけ。
おばけといえば、常識的にはその出番は暗い夜。
なのに、この絵本は「おばけのいちにち」というタイトルである。
一日、つまり日が昇って明るくなってから暗くなるまでの
おばけの様子が、大胆なタッチで描かれている。
それも、部分的に異様に詳しかったり(おばけの歯ブラシの形!)
徹底的に説明不足だったり(これから食事だけど、何を食べるのかは
読者の想像にまかせる、なんて)。
大人にとっては、わかるようなわからないような、妙な絵本である。
だけど子供にはものすごく、おもしろいらしい。
最初にこの本にハマったのはルル(仮名、3歳男、末っ子)だった。
まだ2歳になったかならないかの頃からカタコトで
「ちにち」「ちにち」と言って、この本を持ってきた。
要するに「おばけのいちにち、読んで!」と言いたいのだ。
一度読み終わるとまた最初から、とせがまれる。
上の子2人にもこの本は面白いらしく、読んでいると寄ってくる。
これは案外、子供全般にウケるかも?と小学校での読み聞かせボランティアに
持って行って、読んでみた。
本文は全部ひらがなで書かれている、幼児向けの本なのだが、
小学校3年生、5年生、どちらのクラスでもウケは良かった。
子供たちが目を丸くして聞き入ってくれると、読み手としても読みがいがある。
緑色で目鼻口もない、のっぺらぼうのおばけ。ページをめくるたび意表をつく展開。
これはナンセンス絵本なのかもしれないが、豊かな心が育つのに役立ちそう。
去年まで絶版だったが、作者が亡くなったのを機会に再版されたようだ。
bk1の「おばけのいちにち」をリンクしておきます。
怖いけど、子供にとっては興味しんしんの存在、おばけ。
おばけといえば、常識的にはその出番は暗い夜。
なのに、この絵本は「おばけのいちにち」というタイトルである。
一日、つまり日が昇って明るくなってから暗くなるまでの
おばけの様子が、大胆なタッチで描かれている。
それも、部分的に異様に詳しかったり(おばけの歯ブラシの形!)
徹底的に説明不足だったり(これから食事だけど、何を食べるのかは
読者の想像にまかせる、なんて)。
大人にとっては、わかるようなわからないような、妙な絵本である。
だけど子供にはものすごく、おもしろいらしい。
最初にこの本にハマったのはルル(仮名、3歳男、末っ子)だった。
まだ2歳になったかならないかの頃からカタコトで
「ちにち」「ちにち」と言って、この本を持ってきた。
要するに「おばけのいちにち、読んで!」と言いたいのだ。
一度読み終わるとまた最初から、とせがまれる。
上の子2人にもこの本は面白いらしく、読んでいると寄ってくる。
これは案外、子供全般にウケるかも?と小学校での読み聞かせボランティアに
持って行って、読んでみた。
本文は全部ひらがなで書かれている、幼児向けの本なのだが、
小学校3年生、5年生、どちらのクラスでもウケは良かった。
子供たちが目を丸くして聞き入ってくれると、読み手としても読みがいがある。
緑色で目鼻口もない、のっぺらぼうのおばけ。ページをめくるたび意表をつく展開。
これはナンセンス絵本なのかもしれないが、豊かな心が育つのに役立ちそう。
去年まで絶版だったが、作者が亡くなったのを機会に再版されたようだ。
bk1の「おばけのいちにち」をリンクしておきます。