ある休日。
末っ子のルル(4歳男)が突然、言い出した。
「ルルは、つよいよ~。ララにもリリにも勝つはず~!」
このセリフ、ララ(8歳女)とリリ(6歳女)には聞き捨てならなかったようで
「ちがうよ!ララがぜったい、強い!」
「リリのほうが!」
「ルルは、走ってころんでも、泣かないくらい強いんだぜ、いっちばん強い!」
・・・といった具合に、強さ自慢大会になってしまった。
どう考えても、この年頃じゃあ、年齢差による体力の差は大きい。
この際だから子供たち自身に、自分たちの実力を実感させるのも良いだろう。
ということで母からの提案。
「お相撲やって誰が一番強いか、決めたら?
ほら、金太郎だって、山の動物たちと相撲をとって、金太郎が一番強い、って
動物たちにわからせるでしょう。あんたたちも相撲で決めなさい。」
この提案に3人とも、大賛成。
居間をちょっと片付けて、子供相撲大会(?)となった。
最初はリリとルル。といっても相撲のルールがわかってない子供たち。
行司を兼ねた母は、相撲のルールを説明しながらの勝負となる。
「ブッブー、反則!そんな風に喉をつかんじゃダメ!」
「足で蹴ったらダメなんだよ!足をひっかけるのはいいけど!」
結局リリのはたきこみ?が決まってルルは両手を床につき、ルルの負け。
次はララとリリ。
これはリリが膝を床についてしまって(突き膝?)すぐ勝負がついてしまった。
余力たっぷりのララは、リリとルル、二人を同時に相手にした。
姉の「かかってこい!」の声に突進する弟妹。
しかし二人がかりでもララの両足は揺るがず、逆に二人とも足をかけられて倒されてしまった。
ルルは「いた~い!」と泣き出した。
床についた膝が痛い、というが、二度も負けたのが悔しくて泣いているんだろう。
最強を確認したララは大満足。「あ~すっきりした。やっぱりララが一番強い!!」
リリは、ララになら負けても仕方ないと思っている様子。
気持ちが納まらないのはルル。「ルルだってつよいのに~(涙)」
…ハイハイ。
もっともっと強くなって、まずはお姉ちゃんたちに勝てるようになってね。
末っ子のルル(4歳男)が突然、言い出した。
「ルルは、つよいよ~。ララにもリリにも勝つはず~!」
このセリフ、ララ(8歳女)とリリ(6歳女)には聞き捨てならなかったようで
「ちがうよ!ララがぜったい、強い!」
「リリのほうが!」
「ルルは、走ってころんでも、泣かないくらい強いんだぜ、いっちばん強い!」
・・・といった具合に、強さ自慢大会になってしまった。
どう考えても、この年頃じゃあ、年齢差による体力の差は大きい。
この際だから子供たち自身に、自分たちの実力を実感させるのも良いだろう。
ということで母からの提案。
「お相撲やって誰が一番強いか、決めたら?
ほら、金太郎だって、山の動物たちと相撲をとって、金太郎が一番強い、って
動物たちにわからせるでしょう。あんたたちも相撲で決めなさい。」
この提案に3人とも、大賛成。
居間をちょっと片付けて、子供相撲大会(?)となった。
最初はリリとルル。といっても相撲のルールがわかってない子供たち。
行司を兼ねた母は、相撲のルールを説明しながらの勝負となる。
「ブッブー、反則!そんな風に喉をつかんじゃダメ!」
「足で蹴ったらダメなんだよ!足をひっかけるのはいいけど!」
結局リリのはたきこみ?が決まってルルは両手を床につき、ルルの負け。
次はララとリリ。
これはリリが膝を床についてしまって(突き膝?)すぐ勝負がついてしまった。
余力たっぷりのララは、リリとルル、二人を同時に相手にした。
姉の「かかってこい!」の声に突進する弟妹。
しかし二人がかりでもララの両足は揺るがず、逆に二人とも足をかけられて倒されてしまった。
ルルは「いた~い!」と泣き出した。
床についた膝が痛い、というが、二度も負けたのが悔しくて泣いているんだろう。
最強を確認したララは大満足。「あ~すっきりした。やっぱりララが一番強い!!」
リリは、ララになら負けても仕方ないと思っている様子。
気持ちが納まらないのはルル。「ルルだってつよいのに~(涙)」
…ハイハイ。
もっともっと強くなって、まずはお姉ちゃんたちに勝てるようになってね。