長女(仮称ララ、6歳)が小学校に入学して約1ヶ月半。
小学校にあがっても、親の協力を必要とすることがとてもとても、多い。
保育園から小学校に入ったら楽になる、と思っており、まぁ確かに楽になった点も
あるのだが、大変なことも多いのは、こちらも小学生の親業に慣れないせいか?
宿題(プリントの類)は学童でやってくるので、それは助かるのだが。
学童ではできない、親がやってやらなくてはならない宿題が、二つ。
一つは「おんどく」。
本人が国語の教科書を音読するのを、親が聞く、という宿題。
もう少したてば好きな本を音読していいらしいが、今は国語の教科書。
これは亭主に任せた。
毎晩、亭主が夕飯の後、皿を洗いながらララの「おんどく」を聞いている。
もう一つは「どくしょ」という宿題。
ララ本人が読書するのではなく、親に本を読んで聞かせてもらう宿題である。
(これを「どくしょ」と称するのは変じゃないか?と思う。)
毎日、何を読んだかを書き、読んだ人のサインも必要。
これは私が担当になったのだが・・・私がララに本を読もうとすると、
下の子たち(4歳と2歳)が「ほん、よんで!!」と自分たちの本を持ってくる。
自分たちの本を読んでもらえないと泣きわめくので、ララに本を読んであげられない。
下の子たちと一緒に本を読んであげることにするか?と思ったが、下の子たちが
持ってくる本は「シンデレラ」だとか「魔法戦隊マジレンジャー」だとか。
ララにとっては興味のない本である。
こいつらの本を先に読んでいると、すぐ寝る時間になり、ララ用に本を読む時間
などとれない。
という具合で、必要に迫られて知恵を絞った。
「どくしょ」は普通の本ではなく、詩を読むことにした。
最初なのでオーソドックスに金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」を選んだ。
子供たち3人がベッドに入ってから、詩集を開き、一つか二つ、詩を読む。
読む時には1回だけではなく、2回くらい繰り返す。
わからない言葉が入っていたら解説する。
これで「どくしょ」の宿題はクリア。
「どくしょノート」の「読んだ本」欄には毎日「わたしと小鳥とすずと」が並んでいる。
ほかにも親の手が必要なこととして・・・忘れ物をさせない、というのもある。
夜、寝る前に「明日の学校の準備、しなさい!」と毎晩、言っている。
したくをした後、ランドセルのチェック。(これは朝になることも。)
ララの準備が完璧だったことはこれまで一度たりともない。
私が仕事で一晩中いなかった翌日などは、家に帰るなりララが報告した。
「おかあさん、今日、みっつも忘れ物しちゃったよ・・・」
はぁ~。亭主はチェックしなかったらしい。
連絡帳へは毎日、親が印鑑を押す欄があるのだが、それも押されていなかった。
まぁ、どうでもいいことだといえばそうかもしれないのだが。
朝は着替えたら交通安全ワッペンを肩につけてやらなくてはならない。
名札は自分で上手に安全ピンを開いてつけるのだが、肩のワッペンはまだ無理。
そして登校。
玄関から大通りまでは人通りがない道なので、送ることにしている。
食事を終えていない一番下(2歳男)が「おかあさん、行かないで~」と
泣いたりするが、とりあってはいられないので、亭主に押し付けて家を出る。
大体、私が家に戻る時には泣き止んでるし。
そんな朝。ララが私に言った。
「おかあさん、ララが小学校に入って、たいへん?」
なんでそんなことを言うんだろう、と思わず聞き返した。
「ララが小学校に入って、いろんなこと、自分でできないから。
おかあさんに、迷惑・・・かけてるかなぁって思ったの。」
長女らしいというか何というか・・・親に気を遣って、可愛そうになった。
保育園の年長さんだった時よりも手をかけられるような気がするんだろうなぁ。
そんなことないよ、いろんなことできるようになってて嬉しいよ、と言ったが、
言いながら自分でも嘘っぽいと思ったので、翌日、あらためて話をした。
私も小学生の親になるのが初めてなので、どこまで何をしたらいいのか、
わからない、ということ。
仕事で疲れてる時や、私の体調が悪い日は、大変なこともあるけど、
ララは大事な子供だから、迷惑だなんて全然思わない、ということ。
そのうちララも成長して、全部、自分ひとりでできるようになってくれる日を
楽しみにしている、ということ。
そんな話をしたつもりである。
ララに、伝わっただろうか。
小学校にあがっても、親の協力を必要とすることがとてもとても、多い。
保育園から小学校に入ったら楽になる、と思っており、まぁ確かに楽になった点も
あるのだが、大変なことも多いのは、こちらも小学生の親業に慣れないせいか?
宿題(プリントの類)は学童でやってくるので、それは助かるのだが。
学童ではできない、親がやってやらなくてはならない宿題が、二つ。
一つは「おんどく」。
本人が国語の教科書を音読するのを、親が聞く、という宿題。
もう少したてば好きな本を音読していいらしいが、今は国語の教科書。
これは亭主に任せた。
毎晩、亭主が夕飯の後、皿を洗いながらララの「おんどく」を聞いている。
もう一つは「どくしょ」という宿題。
ララ本人が読書するのではなく、親に本を読んで聞かせてもらう宿題である。
(これを「どくしょ」と称するのは変じゃないか?と思う。)
毎日、何を読んだかを書き、読んだ人のサインも必要。
これは私が担当になったのだが・・・私がララに本を読もうとすると、
下の子たち(4歳と2歳)が「ほん、よんで!!」と自分たちの本を持ってくる。
自分たちの本を読んでもらえないと泣きわめくので、ララに本を読んであげられない。
下の子たちと一緒に本を読んであげることにするか?と思ったが、下の子たちが
持ってくる本は「シンデレラ」だとか「魔法戦隊マジレンジャー」だとか。
ララにとっては興味のない本である。
こいつらの本を先に読んでいると、すぐ寝る時間になり、ララ用に本を読む時間
などとれない。
という具合で、必要に迫られて知恵を絞った。
「どくしょ」は普通の本ではなく、詩を読むことにした。
最初なのでオーソドックスに金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」を選んだ。
子供たち3人がベッドに入ってから、詩集を開き、一つか二つ、詩を読む。
読む時には1回だけではなく、2回くらい繰り返す。
わからない言葉が入っていたら解説する。
これで「どくしょ」の宿題はクリア。
「どくしょノート」の「読んだ本」欄には毎日「わたしと小鳥とすずと」が並んでいる。
ほかにも親の手が必要なこととして・・・忘れ物をさせない、というのもある。
夜、寝る前に「明日の学校の準備、しなさい!」と毎晩、言っている。
したくをした後、ランドセルのチェック。(これは朝になることも。)
ララの準備が完璧だったことはこれまで一度たりともない。
私が仕事で一晩中いなかった翌日などは、家に帰るなりララが報告した。
「おかあさん、今日、みっつも忘れ物しちゃったよ・・・」
はぁ~。亭主はチェックしなかったらしい。
連絡帳へは毎日、親が印鑑を押す欄があるのだが、それも押されていなかった。
まぁ、どうでもいいことだといえばそうかもしれないのだが。
朝は着替えたら交通安全ワッペンを肩につけてやらなくてはならない。
名札は自分で上手に安全ピンを開いてつけるのだが、肩のワッペンはまだ無理。
そして登校。
玄関から大通りまでは人通りがない道なので、送ることにしている。
食事を終えていない一番下(2歳男)が「おかあさん、行かないで~」と
泣いたりするが、とりあってはいられないので、亭主に押し付けて家を出る。
大体、私が家に戻る時には泣き止んでるし。
そんな朝。ララが私に言った。
「おかあさん、ララが小学校に入って、たいへん?」
なんでそんなことを言うんだろう、と思わず聞き返した。
「ララが小学校に入って、いろんなこと、自分でできないから。
おかあさんに、迷惑・・・かけてるかなぁって思ったの。」
長女らしいというか何というか・・・親に気を遣って、可愛そうになった。
保育園の年長さんだった時よりも手をかけられるような気がするんだろうなぁ。
そんなことないよ、いろんなことできるようになってて嬉しいよ、と言ったが、
言いながら自分でも嘘っぽいと思ったので、翌日、あらためて話をした。
私も小学生の親になるのが初めてなので、どこまで何をしたらいいのか、
わからない、ということ。
仕事で疲れてる時や、私の体調が悪い日は、大変なこともあるけど、
ララは大事な子供だから、迷惑だなんて全然思わない、ということ。
そのうちララも成長して、全部、自分ひとりでできるようになってくれる日を
楽しみにしている、ということ。
そんな話をしたつもりである。
ララに、伝わっただろうか。