南風の 夜の 葉ずれは 私を やさしくす
海老蔵 襲名公演 昼夜で 10時間 演じる 方も 大変だが 観るのも 少しは 大変である 新之助 時代 外郎売り の 長せりふを 完全に言い やんやの 拍手 つい この あいだ の ような 気が するが 立派な 歌舞伎役者になって ほんとうに うれしい。 「そして、 海老蔵」 村松 友視 著 一年間 海老蔵を 追った本だが これを 読むと 彼が 精進していることが よく 理解できる。 お家芸の 睨み も みごと でした。江戸ことばに なって しまいそ う
三時に 昼公演おわり 四時からは 夜の部。 夜には 口上があるので 人気が 高い。 芝居を 見て わらったり 喜んでいるのは 圧倒的に 女性。 男性には おもしろく ないのだろうか。 大昔から 芝居見に行く と いえば 女性。 浮世ばなれした いい時間が 過ごせると いうのに。 始まる前の この ざわざわした空間が 好ましい。
海老蔵 襲名 歌舞伎 初日。 博多座に こもって おります 瀬戸内寂聴 脚本 の 源氏物語。 藤壷の巻 。 衣裳が 豪華絢爛。 背景が いいな と 感じていたら やはり 守屋多々志 監修でした。 松禄と 海老さま が 桐壷帝 ( 団十郎) の 前で 踊る 青海波 夢の 世界のように 優雅でした 。
家を 出る時 もどった時 ラスティ と 話すのが 楽しみである ボクサー種の 牡犬で ラスティ ( 元気者の意味) と 名 を つけたのは 私。 面倒は 家族の仕事。 しっかり 家を 守っている。 こわい顔して 威厳のあるところに ほれてしまう。 男は黙って 家を 守る ！
