粗衣粗食

ホソバノコバイモ咲く

アマナ咲く

山歩きの人から届いたメール

粗衣粗食

新聞を届けに来た夫は、じゃあね～～山に行って来る～～と 即、部屋を出ようとする。
あ～～～ぁ 私が元気になると これだもんね！ 夫の滞在3分！

もしも麻酔から醒めなかったら

今回、全身麻酔を施した上での手術にあたり、何が怖かったかといえば……当然のことながら……麻酔が醒めなかったら……ということであった。

痛い、きつい、苦しい……だから手術する、というのではなかったのです。
現代医療では 自覚症状があってからでは手遅れのようですね。

数値だけが一人歩きしている、としか素人の私には思えないのですが、そういうものらしい。

手術の結果、どうなったかというと、数値が正常に下がったそうです 。
あと傷痕が三センチ。

さて麻酔が覚めなかったら……と想った時に、 家族に言い残すことはあるか……感謝！とヒトコト言って手を振りながら、この世を去っていく……う～～我ながらカッコイイ！
自己陶酔！

夫のサラリーの中からこつこつ、チャリンチャリンと貯めた小金は、夫が退職したら面白い旅に出る為に遣う積もりでしたが、残念だな、とは思いました。

しかし
元気で生きています。
有り難いことです。

63年の人生に悔いがない！とわかったのは得難いことです。
等と殊勝な思いにも囚われる一方、
何？ 茂吉夫人の齋藤輝子さんは87才で世界、108か国？ 現在はヒコーキが速くなっているんだから 150国位 歩けるかな～～と。ささやかな欲も出てきました。

齋藤輝子さんは徹子の部屋で２回拝見。

4月 5 月 6月 と、返事を中途半端にしている、約束に 出席OKを。

少し家で休養したら？という夫の声など 耳に入らない～～～～～～～。

粗衣粗食

あっ～～同じ夢～～今朝の夢

今回、全身麻酔が醒めるおりに看護士さんから「何か楽しい夢見ていましたか？」と きかれた。

口が上手く動かず、質問に応えることは出来なかったが、その質問があったお蔭で夢が私の脳に定着。

きっと笑い声でも出していたのだろう。
うちのちび二人と丘のような処をふざけながら走り廻っている夢であった。
しかし……あの丘は何処だろう……と思っていた。
今朝、同じ夢を見た！ なあんだ～～～あの丘は、福岡市に隣接する野外センターであった。
キャンプ場。

今年の夏はここでキャンプをしたいわね、と 梅を観ながら夫と話したのが夢になって現れたのだろう。
薪の飯盒炊さんや キャンプハァイヤー～～。♪♪ 燃えろよ燃えろよ♪♪ と………
私がうっとり話すと……

夫が、やだなぁ～～虫がいるんじゃない？
今更、薪なんて……などと茶々を入れ、この夏のキャンプ計画はどうなりますやら。

同じ夢を見た！という話だけです。

そういえば、今、整形外科に入院リハビリ中のＫ子さんの家族と一緒に、そこでお泊まりキャンプしたことがあったなあ～～。
勿論、子供会で百人を越える子供たちを引率したり……まっ誰でも長生きすると様々な思い出があります。


さまざまなこと思ひだす櫻かな
芭蕉



表紙の鹿は、平松礼二画伯の言葉で蝦夷鹿。